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今日の日経のトップ記事は、会計基準について、世界基準の採用に向けて動き出したというものだ。これまで、日本はアメリカ基準に追随していたのだが、肝心のアメリカが世界基準の採用に大きく方向転換したことを受けてのものだ。

基準を決めるのは国家の役割である。ルールを統一することによって、はじめて治世が行われたことになるためで、度量衡の制定などはその典型である。

世界基準の決め方には2つの流れがある。1つは、圧倒的な力を背景に、「事実上の標準」として、決めてしまうやり方である。もう1つは、話し合いにより、調整しながら決めてしまうやり方である。

前者がアメリカのやり方、後者がヨーロッパ型のやり方である。ヨーロッパの場合、国同士が隣接していたため、昔から話し合いを行うという素地があった(そうでなければ戦争になってしまう)。さらに近年では、EU統合という大プロジェクトを抱えていたため余計その傾向が強くなったものと思われる。

一方、アメリカはヨーロッパとは大きく距離が離れており、アメリカ大陸の中では、力関係がぬきんでており、必然的に自分たちのルールで押し通すという習慣ができたと思われる。

ヨーロッパに本部があるISOのルールと、「デファクト・スタンダード」の違いである。

国家間の関係においては、自分たちの基準が採用されることは有利な条件となる。アメリカはこれまで独自ルールを、相手国にも採用を求めるというスタイルを貫き通していた。

アメリカでレンタカーを運転して、錯覚したことがある。スピードメーターの表示がマイル単位のためである。テレビの天気予報を見ていてもどれくらい暑いのかよくわからない。華氏で表示しているためで、摂氏に換算するのはとっさにはできない。

度量衡を国際基準にあわそうとしないで、あくまで自分たちのやり方ですましている。そんな国でも、会計基準を国際基準に合わせざるを得なくなったのである。一極支配の時代の終焉がはじまったのだろうか。
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