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まさかの3連敗で、ホークスはまたもやプレーオフで敗退してしまった。前身の南海ホークスが、日本シリーズで3勝1敗から3連敗で巨人に逆転されたことを想い出した。昭和30年の事である。

当時私は野球についての物心が付き始めた小学校1年生であり、南海フアンになったばかりで、とにかく口惜しかったことを覚えている。その伏線には直接には知らないのだが、昭和26年から28年まで3回続けて南海は巨人に負けていたことを、“歴史”として知っていたためである。今度こそという思いが強かっただけに、なおさら口惜しかったのである。

さらに口惜しさが倍増したのは、翌年からの3年間はライバルの西鉄に首位を明け渡し、しかもその西鉄は南海がかなわなかった巨人に3タテを喰らわしたことである。そのうちの1回は3連敗のあとの4連勝という派手なものだった。

南海がようやく日本シリーズを制覇したのは、杉浦の4連投4連勝というスーパーマン的活躍があった34年のことであり、ようやく溜飲を下したのが懐かしく思い出される。その後で日本チャンピオンになったのは東京オリンピックの開幕を控え、静かに開催された39年に阪神を倒しただけで、40年代はV9の巨人の前に何度も跳ね返されてしまった。

その後身であるソフトバンク・ホークスはプレーオフ制度ができた最初にシーズン優勝しながら、プレーオフで2年続けて敗れ日本シリーズ進出権を逃してしまった。その結果を受けて優勝チームに1勝のアドバンテージを与えるという制度が生まれたのだが、皮肉なことにそれ以降アドバンテージの恩恵を受けるシーズン優勝がなく、プレーオフに進出することはあっても日本シリーズに進むことができなかった。

ようやく今年アドバンテージを得て臨んだのだが、派手な逆転劇でまたもや悔し涙を飲むことになってしまった。ロッテが強かったというより、ソフトバンクが重圧に負けてかってにこけたという印象の方が強い今回の結果である。

ここまでくると、選手にはプレーオフの呪縛から逃れる事は出来ないのかもしれない。特に松中は絶好調時にもプレーオフになると沈黙することが続き、今回も同じ結果であり、川崎も第二の松中になりそうな兆しが見えている。

このチームはうれし涙一つ流すために、10回の悔し涙が必要なのかもしれないと思ってしまう。
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