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昨日のドラフト会議で、メジャー志望を宣言した花巻東の大谷投手を日本ハムが指名した。昨年も「巨人以外は浪人」とした東海大の菅野を指名しており、2年続けて“強行指名”を選択したことになる。

入団拒否というリスクを承知の上で勇気のある決断ではあるが、昨年の場合と今年とでは少し事情が違うと思う。昨年の場合は他球団に指名されたくない菅野と巨人の“ドラフト破り”への挑戦で、その勇気は称えられてよいと思う。

しかし、今年の場合は掟破りをしたのではなく、大谷投手のメジャーに挑戦したいという若者らしい志に対して、水を差すような行為であると思うからだ。

ドラフトの指名を受けながら、メジャーでプレーした場合は帰国しても3年間日本ではプレーできないとする、自分たちで勝手なルールを作り、大谷投手の不利益を承知の上での指名という大人げない振る舞いのように私には見える。

一流のアスリートには、世界最高峰の舞台で競い合いたいという願望が常にあるものだと思う。プロ野球だけでなく、サッカー選手にしてもゴルファーでも同じであり、卓球でもトップは中国を戦いの場にしている。

大谷投手にしても、160キロのストレートを持っているのだから、メジャーのバッター相手にどれだけ通用するのか試してみたいだろうし、メジャーの若手育成のシステムの中に身を置きたいということもあろう(日本ハムは育成技術では日本一だとは思うが)。

ビジネスの分野では、成長していくためには国際的な競争の場で勝ち抜いていくしかないのが当たり前になってきている。日本のプロ野球もスポーツ・ビジネスであるならば、メジャーと競争して自らを磨きあげていくほかはないだろう。

その一歩は、ドラフトとFA制度の改革が必要だと思う。戦力の均衡化(今年のセリーグは特にひどかった)のためにくじ引きではなく、下位チームから優先権を持つウエーバー制度とし、そのかわり選手が自由に移籍できるFAの権利を得るための年限を4~5年に短縮するということをセットで採用するべきだと思う。

このところパリーグで最下位の常連であるオリックスは9回連続でくじに負けていたが、今年でとうとう10連敗になってしまった。これでは優勝争いに加わるのは至難の業であり、オリックスフアンのためにもドラフト改革はやるべきだと思うのだが…


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