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昨日は北の空気が乱入して、花冷えを飛び越え、花寒と呼びたいような寒さだった。昼間の野球中継がヤクルトと阪神の試合だったせいもある。両チーム合わせて23点が入り、14人ものピッチャーが投入されるというお粗末な試合を見てしまったせいでもある。

口直しに、メジャーの試合を見ようと習慣テレビ番組表を見ると、月曜の放映は夜中2時半からの試合しかなく、定番の朝8時からの試合はなかった。

というわけで、夜中に起き出してダルビッシュの今季初登板を見た。一昨日の田中の好投を目の当たりにして、ダルビッシュがどのようなピッチングをするのかを確かめたく、3時間の仮眠を取った後の眠い目をこすりながらの観戦だった。

去年の初登板はあわや完全試合という内容に少し興奮させられたが、今朝の投球は冷静に見る事が出来た。ヒットこそ毎回打たれ、5回から7回までは連続してランナーを三塁まで進められる内容なのだが、コントロールがよく安心して見る事が出来たからだ。

昨年までは三振を取るのだが、そのためにきわどいコースに投げる必要があり、当然のように球数が多くなってしまっていた。メジャーでは100球が目途になっており、6回で100球に到達することが珍しくなかった。ところが、昨日は7回を投げて球数は90球に届かなかったから、昨年までとは様変わりだ。

コントロールに重点を置いていたためか、バッターも早めのカウントから打つことが多く、そのため7本もヒットを打たれながら、球数が少なくなったのだろう。三振は6個奪ったが、そのうち5個は三球三振であり、省エネ投法を実践したことになる。

一昨日の田中のデビュー戦でも、無四球だったこともあるが、8安打を打たれたが7回で100球に届かなかった。くしくも日本を代表する投手2人が、メジャーのマウンドで省エネスタイルでスタートを切った事になる。この調子で行くなら、両投手の今期は大いに期待できそうだ。

それに引き換え、昨日のヤクルトと阪神のピッチャーはいかに労力を使った事か、ボールに威力があるから省エネ投法も可能なのだが…
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消費税が上がって間もなく一週間になるが、税抜き価格表示のスーパーのレジではまだ戸惑いがあり、感覚のズレが生じたままだ。1割増しで、少しおつりがくるという計算に慣れるということにしているのだが、もう少し時間がかかりそうだ。

時間がかかっても、絶対に慣れそうにもないのがパチンコだ。昨日久しぶりにパチンコをしたが、釘が渋く回りが増税前とは様変わりしていた。最近は1円パチンコしかやらないのだが、増税前は1000円で60回ほど回っていたのが、昨日は50回がやっとだった。

何台か試してみたが、どの台も同じ傾向であり、増税前とは2割ほどの差だ。パチンコの球にも消費税がかけられているが、増税があっても貸し球は1個1円のままにしている。増税分を回りを悪くすることによって補っているのだろうが、2割も回りを抑えるというのはいくら何でもやりすぎだと感じた。

3000円の負けを喫して退散することになってしまったのだが、“冷静”になって考えてみると、パチンコ店にとってみると、増税は売り上げの3%という事では済まないという事に気が付いた。

パチンコ店はおそらく粗利20%前後で商売をしていると思う。そこから経費を差し引いて最終利益となるのだが、薄利多売だから3%の最終利益が上がれば御の字だろう。増税前と同じように球を出すと最終利益が全て飛んでいくという計算になる。

当然のように釘を調整して出球を抑える事になるのだが、3%というのは微調整過ぎて難しく、2割の思い切った削減ということになったのではないだろうか。増税前でも勝つことはめったになかったのだから、これでは絞りとられるだけだ。

増税不況がどの業種に襲いかかるかを注目していたが、パチンコ店は価格転嫁しなかったために、増税不況の典型業種になるのではないだろうか。

マー君は無四球で終えたのが良かったと思う。





選抜高校野球は、38回目の出場でようやく平安高校が優勝した(正式な校名は龍谷大平安高校というのだが、私には前振りのつかない「平安」と呼ぶ方がすっきりする)。選抜の出場回数の38回というのは、2番目に多い中京商(これも現在は中京大中京高校)の30回を大きくしのぐものであるが、中京商は4回の優勝があるのに、平安は初優勝である。

私の生まれ育った枚方は、京都と大阪の中間に位置し、どちらにも30分で行けることから、平安も十分進路の対象になる地域であった。

今もプロ野球選手の出身地は大阪が最も多いが、私の中学生時代も大阪は高校野球が人気スポーツであった。当然中学生で野球の上手な選手は、甲子園を目指して進路選択をするわけだが、大阪は群雄割拠で(「私学8校」と呼ばれ、PLや浪商、明星など有力私学が競り合っていた)、甲子園への道が保障されているわけではなかった。

その点、京都は平安一強の時代が続いており、特に夏の甲子園とは違い、選抜大会は近畿枠があることから、平安にさえ進学すれば甲子園に出場する可能性は極めて高かった。ただし、近畿枠の恩恵のためか、選抜ではそこそこ活躍するのだが、優勝に手の届く所までには至らず、「春はアカン」というのが大人の会話でよく聞かれたものだった。

それでも交通の便もあり、私の中学校の野球部の主力選手は、当然のように平安に入学することになった。問題は、学校が甲子園に出場できても、選手として出場できるかどうかだった。

私の一年上級生の4番バッターは補欠でベンチ入りしたが、同級生の4番バッターはベンチ入りもかなわず、3年生の秋の国体でようやくメンバー入りを果たしたのが精いっぱいだった。

私の通っていた中学校は、一学年に12クラスあり、600人を超える生徒がいた。その中で最も人気のあるスポーツで中心選手が、ベンチにも入れないレベルの高さに、「上には上があるものだ」ということを痛感させられた出来事で、50年経った今でもその時の感慨を忘れることはできない。

「春はアカン」が定番だった平安の優勝で、昔の事を想い出してしまった。

イチローの今季初打席は、ツースリーのフルカウントまで一度もバットを振らず、6球目を見事にレフト前ヒットを放ち、逆転の口火を切った。3打席目も5球目を2塁打で追加点のホームに帰った。

早打ちのイメージがあったのだが、ここまではどっしり構えており、今年のイチローはこの数年とは違うかもしれない。

今朝のNHKのニュースは、チリ沖の地震により津波注意報が出たため、津波に関するニュース一辺倒になってしまっている。過去に大きな被害もあり、注意報レベルと侮って不用意に近づくと足下をすくわれかねないので、警告をするという意味では仕方がないことなのだが、BSでも地上波と同じ映像を流すというのはいかがなものか。

BSの海外ニュースは、世界各国がどのようなことをトップニュースとして取り上げ、どのような見方をしているのかを知る上で重要なニュースソースになっている(私にとって)。3.11の後も、NHKのBSでは地上波と同じものを流し続け、海外の国が原発事故をどのように報じているのかをあまり観ることはできなかった。

大本営発表をなぞるような日本のメディアの報道ぶりに対して、どのような違いがあるのか観たかったのだが、突然蓋をされてしまったようで私には不満が残るものだった。地上波と異なる内容のものを流すならともかく、全く同じものを放送するというのは言論統制(大げさだが)の匂いが感じてならない。

台湾では、中国とのサービス貿易の自由協定を巡って、学生の議会占拠が続いている。その背景には、中国資本が参入し、台湾のメディアに対して資金力を発揮して大量の広告を出すようになると、メディアが自由な報道が出来なくなるということへの懸念があるようだ。

台湾の学生は、言論の自由ということに対して健全な感性を持っていると言えそうだ。

今朝は平安高校の優勝について書くつもりだったのだが、NHKの報道ぶりに少し腹が立ったので予定を変更した。平安高校の事については後日機会があれば。
昨日から消費税の増税が始まった。その話題を取り上げたNHKのニュースでは、必ず最後に「増税された消費税は全て社会保障に充てられます」というフレーズで締めくくっている。刷り込みを狙ったような文言であり、勘繰りたくなる。

権力の監視機能というのがメディアの役割の一つであるならば、「増税された消費税は全て社会保障費に充てられますでしょうか?」という疑問形で終わるのが望ましいと思うのだが、これも新会長就任の効果なのだろうか。

STAP細胞の論文について、理研の調査委員会から最終報告が出された。NHKでは会見の模様を生中継をするほどの力の入れようで、私も思わず観てしまったが、何かモヤモヤしたものが残ったままの内容だったように思う。

理由は、調査委員会が検証したのは、論文の中身ではなく、論文の作成過程や記述方法などの形式・体裁を質しただけで、肝心の中身=STAP細胞の有無については全く言及していなかったためだ。

新聞の見出しには、「捏造」「改ざん」という言葉が大見出しになっている。捏造というのはパンチのある言葉で、新明解で調べてみると、「本当は無いことを、事実であるかのように作り上げる事。でっちあげ。」と記されている。

でっちあげだとするならば、STAP細胞の存在を否定する必要があるのに、調査委員会は存在の有無の確認は「調査委員会のマターではない」と質問に答えている。他の論文から画像を切り貼りしたことの事実は認められたのだから、「改ざん」という言葉はあてはまるのだが、真贋を調べていないのだから、「捏造」という言葉はあてはまらないように思う。

「最終報告」というからには、さらには捏造という重い言葉を使うからには、きちんとした結論を出すべきで、これでは「中間報告」にすぎないと思う。

理研が最終報告を急いだのは、「特定国立県開発法人」の指定が今月に行われるためだと思う。理研の和光にある研究所にインタビューで訪れたことがある。大学のキャンパスを思わせるようなたたずまいや、研究に取り組む姿勢などは日本最高峰の研究機関だと思うのだが、お役所体質が一部に残っているということなのだろうか。





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