社長のブログです
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函館の1泊で体重が0.7キロ増えた理由は、食事が多すぎたためだ。宿泊料金4万円の中に食事料金が含まれており、手の込んだ会席料理が売り物になっているようだ。発音すると同じ言葉なのだが、茶室で食べる懐石料理は質素なのに対して、会席料理と名前が変わると豪華さを競いこれでもかというように数が並ぶ。
まずは、前菜と食前酒である。右手の青い飲み物は、地元のオバラというサイダーメーカーの「塩サイダー」とリンゴジュースをジンに混ぜ合わせたカクテルである。 前菜は、「道南の夏」ホワイトアスパラのムース、蛸と長芋の養老蒸し、時鮭クリームチーズ胡麻味噌焼き、アナゴと蕪のカステラ、もろこし青唐射込み、いか加薬飯しが一つの皿に並んでいる。これだけで普段の私には十分な量である。 これに先椀として大沼産のじゅんさいのはいった冷製たまふくらスープ仕立てが付いてくる。「たまふくら」とは函館特産の大粒大豆で、後でたまふくらの納豆も出てきた時に観察したが、金時豆のサイズのものである。このスープを平らげるとこの時点で満腹感はある。 次はお造りで、「渡島半島幽玄盛り」というタイトルが付いており、ドライアイスでモクモクと煙が上がる器の中には、津軽海峡産のマグロに、ウニ、ソイ、ヒラメが盛られ、別の器にはイカ刺しが並べられている。青森県の大間漁港のマグロが築地市場で高値が付くことが有名だが、向かいの函館側では戸井漁港から出漁している。同じ海域でとっているわけで楽しみに食べたのだが、味は今一であった。帰りの空港のレストランには、「漁の都合でしばらく戸井のマグロは休みます」という張り紙がしてあったところをみると、どうやら本場ものが調達できなかったのではないだろうか。 その次は、献立によると鉢肴ということになるのだが、料理長からのサービスとしてじゃがバターが登場した。バターにいかの塩辛もつけて食べるのだが、塩辛とのマッチングもよく、小ぶりなジャガイモだったが、残すことなく食べてしまった。もうこの段階で満腹を通り過ぎていたのだが、献立表ではまだ道半ばである。 お次が鉢肴で、上磯産の鱸とホタテガイのグリエマラコフ仕立てというもので、少しうんざりしながら箸を進めた。 ここから、「しのぎ」「強肴」「酢肴」「食事」「留椀」デザートと続くのだが、後編は少し休憩してから書くことにする。ここまでで0.3キロは増えたと推測される。 PR |
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