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私の20代の前半は日本列島改造論を契機に、工場立地の移転が盛んに行われた時期である。海外への移転ではなく、インフラが整備された地方にドンドン工場進出が行われた。鹿島臨海工業地帯などはその典型である。

その当時の私の仕事は、移転した後の工場跡地の再開発計画に関するものが多かった。仕事の最初は立地特性の分析から始まり、周辺地域の人口や事業所の統計データを集めるのがペィペィの私の役回りであった。

ネットという便利な道具がない時代だったから、周辺の市町村の役場を回り統計データを集め、それを表にまとめて上司に提出した。所が上司からいきなり言われたのは、「お前は資料泥棒か」という言葉だった。単純に集めた資料を並べただけで、加工(=分析)されていないことについての指摘だった。

今でいうところのコピーテーストして貼り付けただけのものだったと思う。それ以来、資料泥棒にならないように心掛けるようにしており、コピーテーストしただけの資料というのは私の気持ちの中では“御法度”になっている。

その資料泥棒という言葉を昨日想い出した。アノニマスによるサイバー攻撃である。きっかけは、著作権法が改正されて違法ダウンロードに刑事罰が科せられたことで、「インターネットの完全な自由」を主張する連中の示威行動としてサイバー攻撃が起こったようである。

インターネットは公共財であり、それを使って金儲けをするというのはおかしいという考え方ならわかるのだが、インターネットの完全な自由という彼らの主張には賛同しかねる。音楽や映像の違法ダウンロードは、対価を支払わないという意味において泥棒行為と何ら変わりはないと思う。

気の毒だったのは、霞ヶ浦河川事務所だ。霞が関と誤認されてサイバー攻撃を受けたようだが、ユーモアを考えてのものだったら大したものだが。

犯人のグループはアノニマスという聴き慣れない名前だが、パソコンでは一発変換できた。すでに匿名ではなく、有名になっているようだ。
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