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1泊2日で札幌に出かけた。6月末に旭川で33度の洗礼を受け、どうなることかと思ったが、最高気温は30度で東京よりは少しましな程度で、「爽やかな北海道」を味わうことができなかった。

この数年は毎年のように北海道に出かけているのだが、函館や紋別など北海道のローカルばかりで、札幌を訪れたのは10年ぶりくらいである。10年前と比べると、札幌駅前が随分と変わった印象だった。以前は空港から市内まではバス利用がほとんどだったが、10年前に空港ターミナルが新しくなり、JRが空港まで延長されて以来JRを利用するようになった。

これを受けて、受け手側の札幌駅前開発が進んだのだろう。今回JRや地下鉄をかなり利用したのだが、その際に感じたのは札幌駅もそうだったが、地下鉄の駅でもエスカレータの設置が少ないことである。当然のようにあると思う場所に、エスカレータがなく階段を歩かなければならないのである。地上までエスカレータを利用するのが当たり前になっている身にとって、少しつらい構造である。

今回は北海道マラソンの取材で出かけたのだが、夏休み期間中ということもあり、ホテルの確保に苦労した。宿泊予約サイトでチェックすると、空きがある最低価格は1万6千円でしかも郊外である。中心部では4万円の部屋には空きがあるのだが、財布が許さず、札幌のホテル・旅館協同組合のHPから行き当たりばったりで問い合わせると、「トイレと風呂が付いていない部屋でよければ4050円でご用意できます」ということでやむなくそのホテルをチョイスした。

行ってみると、典型的な「商人宿」であり、玄関先には20台くらいの車がびっしり駐車していた。鍵をホテルに預けるのだろうが、奥に止めてしまうと朝早く出かける人どうするのかと、いらぬ心配をするほどだ。

お風呂は大浴場で、サウナも付いており悪くはなかった。問題はトイレであり、部屋から近いトイレは、故障で使えず、随分先まで歩かなければならなかった。さらに、洋式がなく和式である。久しぶりに伝統にチャレンジしたが、脚力の衰えを痛感させられる結果となってしまった。

昨日のマラソンのスタート時は、気温こそ27度だったが湿度が70%を超えており、マラソンには非常に厳しいコンディションだった。ボランティアの活動を見るために、給水ポイントを何箇所か回ったのだが、8000人のランナーが通り過ぎる様は壮観だった。

テーブルが40台ほど並べられ、3万個の紙コップが用意されている。一人で4つも5つも紙コップを取るランナーが多く、最後尾のランナーが通過する頃には、足りなくなるほどであった。これが5キロごとに繰り返されるのである。

5キロ地点では集団が大きく、ボランティアはテーブルに並べるのに精一杯だが、40キロ地点ともなると集団がまばらで、ボランティアが励ましの声をかけながら手渡しすることになる。「お世話になります」「ありがとう」とランナーが声を出して受け取る姿をみると、一体感が感じられ感動的ですらあった。

40年前のランナーとしてはもう一度チャレンジしたくなったのだが、エスカレータの少なさに嘆き、伝統様式に脚力の衰えを感じているようでは…

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