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昨日の円高、株安は「催促相場」というらしい。“注視”するだけでなんら手だてをとらない政策当局に対して、市場がしびれを切らしての円高、株安になったのだそうだ。たしかに、この問題に対する政府関係者の発言は、「注意深く見守る」ということに終始している。

今回の円高は、各国が“国益”を優先して自国通貨安を容認・誘導しているためで、95年に円が80円を割り込んだ時には、各国が協調介入し成果をあげたのであり、日本だけが市場介入しても効果は期待できない。金融緩和にしても超低金利政策を続けている現状では限界がある。

95年当時と比較すると、日本は長期にわたるデフレで物価の変動がないのに対して、アメリカではこの15年で4割も物価が上昇しており、為替の交換価値からすると、1ドル57円という計算結果になるらしい。

マック・レートという言葉がある。世界中に販売網を持つマクドナルドのビッグ・マックの価格を比較すると、為替レートがわかるというもので、これによると1ドル80円を切る水準になっているそうだ。

注意したいのはこれらの話の出所は、日銀や財務官僚あたりから出ているということだ。無策に対する言い訳を多数用意しているのである。単独介入の困難さや金融緩和が限度に近い事はわかるが、ここは知恵の絞りどころだろう。従来の手法にこだわることなく、発想の転換も必要だと思う。

市場関係者だけでなく、国民も“注意深く見守っている”のではないだろうか。
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