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このところ30度を切る日が続いている。今年の夏は6月半ばから猛暑の洗礼を受けていたので、体感的には1カ月ずれて8月末の感覚になっているのだろう、いつもの夏の終わりのように目覚めが遅くなってしまった。夏の疲れと、涼しさにより熟睡するためなのだが、8月に猛暑がぶり返したら身体はどう反応するのだろうか、身体はもう残暑モードに入っていそうなのだが。

小松左京さんの訃報が報じられている。学生時代に、多分ラジオ大阪だったと思うが、「題名のない番組」というトーク番組が小松さんを知ったきっかけだった。聴取者からの手紙をもとに、桂米朝とやり取りを進める30分番組だったが、毎週欠かさず聞いていた。

聴取者の手紙をネタに突っ込み役が小松さん、これをいなしながら結論に結び付けるのが米朝という役割分担だったと思う。一つのネタをドンドン膨らませるのはSF作家ならではの資質であり、話をまとめて落ちをつけるという落語家の資質の組み合わせの妙が楽しめた点であったのだと思う。

「日本沈没」が発表される10年も前の事であり、本は読んだことがなかったのに、面白い人だなあという印象が強く残っている。

その小松さんにインタビューしたことがある。25年ほど前の、バブルの時に赤坂の個人事務所を訪れたのだ。どんな話をしたかは、全く覚えていないが、今でも鮮明に焼きついているのはそのファッションスタイルだった。

応対してくれた彼のファッションは短パン、Tシャツという今の私の夏のスタイルだったのである。今でこそ見慣れたファッションだが、25年前にはとても奇抜なスタイルだった。

しかもしがないインタビューワーといえども、一応客を迎える立場だったのにである。度肝を抜かれたせいか、インタビューはあまりうまくできなかったような記憶がある。

短パン、Tシャツが夏の定番スタイルになったのは、95年ごろからではないだろうか。

小松左京と言うと日本沈没がすぐに出てくるのだろうが、私には題名のない番組と、事務所での短パン・Tシャツスタイルだ。 合掌
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