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昨日は予報ほど雪は降らなかったが、小雨が降り続き寒い一日だった。今朝は快晴だが、次の低気圧が近づいており、今晩から雪がまた降りそうだ。その後も変化が激しく、ようやく春先の天気の状態に入ってきたようだ。

このブログでは天気のことについて書くことが多い。ブログを日記代わりにしているためであるが、もう一つは私の気象好きにあると思う。

気象に興味を持つようになったのは高校生の時である。山登りをやっていたので、天気予報には細心の注意を払わねばならず、縦走中は午後4時からのNHK第二放送の天気概況を聞き、テントの中で天気図を作成するのが日課になっていた。天気図を見ながら自分で判断するのである。

次に、天気図に関心が高くなったのは、海釣りを始めてからである。めったに船酔いをすることはないのだが、それでも何度かは船酔いで釣りどころではなくなったことが何度もある。

その多くは前日まで出張が続いて疲れが残っている体調の悪さなのだが、もう一つは決まって南風が吹いていた時である事に気がついた。北風は陸から吹いてくるので波はそれほど高くはならないが、南風は海上から吹き上げてくるのでうねりが高くなるのである。

それに南風は、底の冷たい海水を巻き上げるので水温が低くなり、魚の活性が落ちて釣果も芳しくないことが多い。

そこで、釣行の予定を立てる時、天気図をチェックするのが習慣になった。房総半島で南風が吹くのは、日本海側を前線が通過する時か、高気圧が常磐沖から三陸沖にかけてある時の二つが主なものである。これをチェックしてから船宿に予約を入れるという習慣になったのである。天候条件が良くても、それほど釣果が伸びなかったのは腕の問題なのだろう。

気象学というのは、「これから先どうなるか」を、今の気象データをもとに予測する学問であると思う。そのためには、因果関係を見出すことが重要になるのである。

よくよく考えてみると、マーケティングに通じるものなのである。マーケティングも調査データやその他の情報を、因果関係的に分析し「これから先どうなるか」を導き、手段を講じるものであると思う。

というわけで気象学というのは、生理的に私にとって相性の良い学問であると思うのだ。天気予報を見る時も、晴れるか降るか、暑いか寒いかの結果だけを求めるのではなく、なぜそうなるのかということにも常に注意を払っているつもりである。

それにしても、最近は寒さや暑さが身体にこたえるようになったのが…
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