余震が収まらないことには

昨日で震災から1カ月を迎えたが、夕方にはいわき市で大きな余震があり亡くなった人が出た。この原稿を書いている最中にも、今度は千葉県で大きな余震があり、我が家では震度３強、もしくは4弱程度の揺れを感じた。

昨日の夕方以降、何度「緊急地震速報」を聞いたのだろうか。テレビの画面にテロップが流れた回数は、数えきれない。

Ｊリーグやプロ野球の外国人選手で退団が続出している。原発事故による影響もあるが、この余震続きでストレスがたまりプレーに専念できない選手も多かったのだろう。

地震慣れ（？）している日本人でさえうんざりするほどの余震である。地震のない国の人が恐怖を感じるのは、やむを得ないと思う。

今後数カ月の間に、マグニチュード７クラスの余震（震度5～6）が何度か起きると予測されている。余震が収まらないことには、“自粛モード”からの転換ができないのではないか。

こんな状態では、心から楽しもうという気にはなれそうにもない。レジャー・観光産業にとって、しばらく我慢の時が続きそうだ。