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週の初めから朝寝坊をしてしまい、更新が遅れてしまった。明日は、7時過ぎに出かけなければならないので、今夜は少し控えねばならない。

今朝の日経の記事で目を引いたのが、「10年代半ば経常赤字に?」という見出しであった。高齢化社会になり、高齢者が貯蓄を取り崩すために貿易収支が大幅なマイナスになり、所得収支の黒字では補えないために、経常収支が赤字になるというものだ。

取り崩す貯蓄のない高齢者になろうとしている我が身にとっては、“実感”の伴わない記事であるが、その理屈は収入以上のお金を使う状況=貯蓄の取り崩しになると、必要なモノを国内だけで生産できず海外からの輸入に頼らざるを得なくなるというのがその根拠になっている。

財政破綻となったギリシャをはるかに上回る財政赤字を抱える日本が、国家破綻の瀬戸際に追い込まれないのは、1400兆にも達する個人金融資産があり、国内で国債が消化されているためである。

10年代半ばに貯蓄の取り崩しがはじまると、日本にとっての安全弁である個人金融資産に影響が及ぶのは必至である。10年代半ばというと、「団塊世代」が65歳を超え、本格的な年金生活に突入する時期である。

高度経済成長は、団塊世代が成人に達する頃からスタートし、バブルの時代は団塊世代が“働き盛り”の時期に到来し、今度は引退の時期を迎えて経常赤字国になるということである。団塊世代が、この国の社会や経済によきにつけ悪しきにつけ、大きな影響を与えてきたことをつくづく感じさせられる。

10年代半ばまでに、取り崩し可能な貯蓄をつくらねばなるまい。時間がない、飲んだくれて朝寝坊している余裕はないはずなのだが…
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