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いつもなら選挙の夜は速報番組にくぎ付けになるのだが、昨夜はサッカーのクラブ世界選手権の方を選択してしまった。事前の選挙報道で自民党が圧勝するとの報道が多く、気分がしらけてしまったからだ。

多くの有権者にもしらけのウイルスが蔓延していたのだろうか、期日前投票が前回よりも1割以上落ち込んでおり、最終結果はまだ目にしていないが最終投票率も前回から大きく落ち込んでいるものと思われる。

今回の選挙の前の報道で支持率30%に届かない自民党が300議席をとる予想が出ていたが、結果もその通りになってしまった。自民党が300近い議席を獲得したが、その8割は小選挙区で獲得した議席で、比例区では57と2割しかない。比例区180の定数に対して、31%の比例区での議席を獲得したことになる。

比例区の得票率は支持率と大差ないということになる。前回大敗した選挙でも自民党は52の議席を比例区で獲得しており、1割ほど増えただけである。郵政選挙の時の自民党の比例区は77もあり、前回の民主党の大勝の時には87も比例区で獲得しており、名簿が足りなくなる事態を招いた。今回は名簿の心配をする必要もないほど、ブームにはならなかったのだ。

小選挙区制度は、1:1の対決型では政権選択としては機能するのだろうが、選択肢の多い場合には、比較第1党に優位に働き、歪んだ選挙結果をもたらすのだろう。それに今回は投票率が低くなり、創価学会の動員力がより効果的に働き、“水ぶくれ”の自民党勝利という結果になったのだと思う。

民主党が大敗するのは当然だが、自民党が勝ちすぎるのもどうかと言う感じがする。新自由主義の国であるアメリカ人には総取り方式は受け容れられるのだろうが、“わのくに”の日本人には小選挙区制度というのはなじまない制度だと思うのだが…

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