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7月上旬というのに、猛暑日が連日続いている。この暑さのピークは後数日のようだが、この先の長い夏を思いやると、覚悟を決めておいた方がよさそうだ。来週は出張が2回あり、少し治まるとよいのだが…

私の景気指標であるサラブレッドのセリは、昨日も盛況のうちに終わった。生まれたばかりの仔馬に56億円ものお金が投じられ、2億円を超える馬が2頭も出たのだが、最高値の2億4千万円の馬のセリには驚かされた。

通常のセリでは、進行役がお台と言われる最低価格を提示し、そこから競り上げていくのだが、進行役が発表する前にいきなり1億円の声が会場からかかった。競争相手の度肝を抜くことで、有利に進めようという作戦だったのだろう。進行役も一瞬驚いたようだったが、流石にプロでありすぐに次の価格提示を行った。

一昨日からのセリの流れでは、5千万円くらいまでは100万円ずつ、5千万円を超えると2百万円ずつ、1億円を超えると5百万円か1千万円単位で進行役が価格を提示し、ジリジリと値段が上がるのがパターンのようだった。

しかし、昨日の最高値の時は1億円の声が出て会場が沸いたたとたんに、会場から2億円の声がかかり、即座に2億2千万円、2億4千万円と値段が上がり、わずか4ビットでの決着となってしまった。この間1分もかからなかったと思う。

1億円を超える馬は、小刻みな駆け引きがあり、5分くらいの競り合いで決着することが多く、見物人にとってはいくらの値がつくのかワクワクしながら楽しめるのだが、1分で決着したのではこのワクワク感が全く味わえないことになってしまったのだ。

小刻みに上がるケースでは、会場のあちこちから声がかかり、複数の競争相手の駆け引きになる。これを嫌ったのだろう、競り落としたバイヤーは1億円を提示して度肝を抜いた相手に、いきなり2億円を提示し、相手の反撃にもすかさず切り返し、勢いで競り落としたように思う。気合い勝ちであり、予定価格よりも安く落札できたのかもしれない。

過去の競り市では、6億円という高値がついた牝馬が出たことがあるが、結局競走馬としてデビューすることはなく、繁殖牝馬になってしまった。この馬に限らず、最高額がついた馬で、家格に見合う活躍(元の取れた馬)は10頭に1頭位のものだと思う。

気合いで獲っただけにならなければよいのだが、2年後が楽しみだ。

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