社長のブログです
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今朝は8時の気温が30度である。いったい最高気温は何度になるのだろうか。今日は外出予定がないので、体力の温存に努めよう。
夏休み期間ということもあるのか、今週はニュースが乏しい気がする。事実新聞のページ数も薄くなっている。そんな中で度々登場するのは、防衛省の時間人事を巡る軋轢である。 私は、組織社会における権力の源泉は「人事権」にあると思っている。思うがままに首のすげ替えを行えるのが権力であり、これに制約が加えられるということは、権力への制約だといえる。 特に問題を感じるのは、防衛省で起こっている問題だからである。軍隊組織はトップダウンが徹底していなければならず、トップダウンに異を唱えるというのは、支持命令系統の崩壊につながる恐れがある。事実戦前の軍内部の行動は、このトップダウンを無視し、ボトム・アップを容認するトップを担いだことに問題があり、自分たちの意にそぐわない人事には抵抗するという今回の態度に不安を感じる。 大臣が力を思う存分発揮するためには、人事権を持つことが必要で(人事権がない大臣の言うことなど誰も聞かないだろう)、大臣に任命するということはその役所の人事権を与えるということである。次官の人事は、官房正副長官会議の合意が必要という制度になっているそうだが、これは官房長官の権限を大きくするもので大臣の力を削ぐという働きになっているのではないだろうか。 人事を任せられないような人物を大臣にするということはあってはならない。権限委譲は人事権の委譲を伴うものであり、人事権が伴わないのは「中二階」を造っているに過ぎないのだろう。今回の騒動は、企業組織ではもっと頻繁に起こっているのではと思う。 今晩、サッカーの「ナショナル・ダービーマッチ」と称される、ガンバと浦和の試合が行われるが、どの局でも中継がない。残念なことである。 PR
権力と人事権
たしかに人事権を持たないトップの言う事は聞かない気がします。そして「人事を任せられないような人物を大臣にするということはあってはならない」というコメント。深く頷きました。
まず人事を任せられない人がトップになる→納得のいかない人事をする→抵抗が生まれる であるなら、まずトップになる人を決める人事が大事であると仕事でも感じる時があります。
組織変更
私が権力と人事権の関係について最初に感じたのは、某テレビ局の仕事でライバル局と並べて組織図の変化について調べた時です。10年分並べてみると、どこでも毎年組織が変わっていました。
大して意味のない組織変更も多く見受けられ、権力者が存在を誇示するための儀式のようなものだと理解しました。 30年前に気が付いたことなのですが、今も変わらないように思います。権力=人事権これは普遍の論理なのではないでしょうか。 |
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