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梅雨明け10日の言葉通り、猛烈な暑さが10日続き、昨日から一服状態になった。暑さ対策が行きすぎたのか“引きこもり”状態になっていただけに、少しほっとする。閉じこもりが運動不足となり、その結果少し腰に違和感がある。散歩を心がけねば。

パナソニックが電工と三洋電機を完全子会社化することを発表した。この統合の狙いは、意思決定のスピードにあるらしい。大久保社長のコメントとして、「世界の同業他社は100メートル競走の速さで変革している。我々は中距離競走のスピードだったのではないか」と日経では報じている。

90年代から0年代に続く失われた20年において、電機業界の凋落は著しい。この間90年代は韓国メーカー、0年代後半に入ると中国メーカーも力をつけており、この要因として意思決定のスピードの差は特に設備投資に顕著に現れたのだろう。

完全子会社化することにより、組織の壁が取り払われ、重複投資を避けるというメリットはあるのだが、強烈なトップのリーダーシップがなければ、図体だけがでかいウドの大木になってしまうという危険性もはらんでいると思う。

この意思決定は、長期的なビジョンを明確に描きながら、一方では四半期決算という短期的な市場の評価を受るという、難しいかじ取りをしなければならないということになる。

これをうまくこなす経営者は10億円の報酬があってもだれも文句は言うまい。問題はその成果をどのタイミングでチェックするかということだ。2~3年のスパンで見なければいけないと思うのだが、株式市場では毎日評価にさらされ、4半期決算で株主の評価を受けるということになる。

意思決定のスピードが重要になるのは、評価のスピードが速くなっているためということか。だんだん嫌な世の中になってきた気がする。
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