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昨日から夏空が戻ってきた。今週一杯は暑い日が続きそうだが、暑さに体が馴染んだので、猛暑日にならない限りしのげると思う。

住民基本台帳の人口が発表され、人口減が明らかになった。同時に都道府県別の人口増減のデータも示されているが、人口が増えているのは南関東の4都県と愛知、滋賀、大阪、福岡、沖縄の9都府県だけであり、38の道府県が人口減である。

国勢調査のデータで、10年スパンでの人口増減を調べたことがある。国勢調査は1920年が第1回で、その20年代は人口減は一つもなかったが、30年代は5県が減少県になっていた。

40年代は戦争中の疎開があり、東京だけが人口減少県となっている。その後50年代は16県、60年代は22県が減少となり“過疎化”という言葉が注目された時代である。

不思議なことに、あれほど問題となった過疎化にもストップがかかり、70年代に入ると人口減少が一つもないという珍しい時代を過ごすことになる。第二次ベビーブームの時代でもあるが、戦後の日本の社会システムが完成し、落ち着いた時代が到来したためでもある。

それも束の間に、80年代は8県、90年代は15県が減少県となり、2000年代はおそらく30を超える県が人口減少を迎えるはずで、過疎化が社会問題となった60年代をはるかにしのぐ時代の到来となりそうだ。

失われた10年は、70年代にピークを迎えた日本の社会システムが、80年代はその余熱で推移し、90年代に温めなおそうとしたがその方策がわからずに生じたものだと思う。

2000年代にもその“解”がわからず、失われた20年となり、さらに10年代には失われた30年が起こりそうな気配が、38の県での人口減少だと思う。私は「大きな政府」をあえて選択することが、失われた30年を回避する処方箋だと思うのだが…

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