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昨日は来年度予算の政府原案が発表された。麻生首相直々に記者会見を開いての発表だ。報道によると、パネルを用いての発表であったようだ。この首相は何かというと記者会見を開いて発表するのが好きなようだ。国民との対話を常に念頭に置いているのだろう。

国民に語りかけるというのはこれはこれで結構なことなのだが、この人の場合は少し問題がある。政治家には言葉に重みが必要とされるが、例の誤読の問題や発言のブレ、論旨の一貫性の欠如など、あまりにも発言が軽すぎる。記者会見を一度開くたびに支持率が5ポイント低下しているのではないだろうか。

就任時の閣僚人事を自ら発表したり(これまでは官房長官が行っていた)、所信表明演説での代表質問のような演説など、あまりにもパフォーマンスが目立ちすぎていた。

日本人はパフォーマンスを好まない人種であり、これが目立ちすぎると「軽い人物」として嫌われることが多いように思う。むしろどっしり構えて、寡黙な人物の方が尊敬される(特にリーダーには)。

特に今回のような、「生活防衛のための大胆な実行予算」と銘打ちながら、補正予算の審議を先送りしたり、消費税の3年先の増税をちらつかせるなど矛盾を一杯抱えての予算案を、大見得を切って発表するというのはマイナスにしかならない。

昨日はもう一人パフォーマンス好きの男が話題を提供している。民主党が提出した衆議院解散決議案に同調した与党議員が登場した。

彼も目立ちたがり屋で、行政改革担当大臣にも浮ついた行動が目立ったのだが、私は一番問題だと感じたのは「私のしごと館」に記者を連れて視察に行き、「休日でこんながらがらとはひどい」と述べたことだ。

この施設は職業体験や実習の場として利用されており、平日と休日とではあきらかに利用者層が違うと思われるのに、休日の姿だけを見て評価している。最初から「廃止」という結論を持ち、わざわざ記者まで同行させて「視察」するのはどうかと思う。

広報は大事な要素であるが、あくまでも中身があってのものである。中身が伴わず、格好だけつけるという風潮が目立ってきているような気がする。
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