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ビデオ流出事件で、Googleは記録を「押収」された。押収という言葉は穏やかでないのだが、個人情報の秘密を守るとういう建前のために任意提出には応じず、捜査令状による押収の形を取ったようである。

ここまではどんなメディアでも報じていることである。問題は、これに“付加価値”の付いた記事があることである。今朝の「あらたにす」によると、読売の記事には「尖閣映像、神戸のマンガ喫茶パソコンから投稿」という見出しが付いている。

日経や、朝日の記事には神戸のマンガ喫茶についての記述は見当たらず、読売の特ダネなのだろう。この事件の目下の最大の関心事は誰がやったのかということであり、そのためにどこから投稿したのかを割り出すことが押収の狙いだったはずである。押収資料の内容は、一級の捜査機密である。

その捜査機密が、押収したその日のうちに記事になってしまうというのはどういうことなのだろうか。朝日や日経の記事では触れられていないので、記者会見で発表されたものではない。捜査関係者が漏らしたものであり、漏洩事件の捜査で“漏洩”があったのではないだろうか。

もちろん捜査関係者がストレートに名前は口に出さず、質問のやり取りの中から敏腕記者が推理して神戸のマンガ喫茶に辿りついた可能性も大きいと思うのだが、阿吽の呼吸であっても漏洩には違いないと思う。

今回とは少し性格が異なるのだが、小沢事件の時でも、捜査の段階でドンドン検察側の情報が紙面を賑わし、検察の構図が世論に浸透していった経緯がある。

捜査情報の漏洩問題をもう少しメディアも取り上げてもよさそうだが、その恩恵にあずかっているのだから知らん顔をしているのも無理はない話なのか。
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