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今朝も緊急地震警報が流れ、千葉東方沖が震源ということで身構えたが、たいしたことはなかったようだ。マグニチュード4.1の地震が発生したようだが、揺れを感じた地域はなかったとのことである。

誤報が続くと狼少年になってしまう恐れがあるが、先日有効性を確認できただけに、誤報をいとわず警報を流してもらいたいものだ。

日経が先週報じた情勢調査を詳しく読むと、民主党候補に対するコメントは、「磐石」「安定」「大きくリード」「堅実な戦い」という、当選確実を予感させるような言葉が目に付く。週刊現代が公表したような調査結果が並んでいるのだと思う。

これは誤報ではなく、自民党の大敗は必至の情勢になってきたようだ。昨年の秋に選挙を行っていれば勝てないまでも、100議席を切るような惨敗はなかったと思うが、ずるずると解散を引き延ばし、有権者の不満をさらに蓄積したことになったと思う。

選挙をマーケティングの視点で考えた時に、いくつものやってはならないことを自民党は行ったと思う。民主党に対するネガティブ・キャンペーンを繰り広げているが、差別化は二番手、三番手のチャレンジャーがやることで、2/3のシェアを誇るトップ企業がとるべき戦略ではない。

ましてや、国の財政を借金だらけにした張本人が、財源問題で野党を攻撃するのは、天に唾をする行為である。

致命的なのは、成熟社会におけるマーケティングで最も大事な「共感」ということに無神経なことである。多少高くても、環境に配慮された商品を選ぶというような行動が増えているが、消費者は心意気を買っているのである。

麻生首相は、解散を発表した後で、最初にした活動は経団連をはじめとした団体まわりである。これで有権者は、自民党の目線がどこにあるのかを再認識させられ、共感を失ってしまったのだと思う。

民主党にも問題は多そうだが、「政権交代」ということに共感は得られていると思う。この10数年の実績からみると、「責任力」という言葉では共感は得られないと思うのだが。
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