社長のブログです
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昨日から、札幌でノルディックスキーの世界選手権が開催されています。テレビの放映もなく、地元ではわかりませんが、東京ではひっそりと行われているような気がします。数日前に、スポーツ新聞に会場の案内が出ており、宮の森や大倉山シャンッエと並んで、札幌ドームが掲載され距離と書かれていました。開会式などを行うのかと思っていましたが、昨日のニュースをみてびっくりしました。
ドームの中で選手が滑走している姿が映し出され、大勢の観客が声援を送っていました。スタジアムを開放し、ドームの芝生を撤去してダンプカー360台分の雪を敷き詰め、スタートとゴールをドームの中で行ったようです。屋外の観戦ではなく、スタジアムの中では選手との距離が近く臨場感があふれて、観る側にとっても楽しめたのではないでしょうか。 先日の東京マラソンでは150万人が沿道から声援を送ったそうです。私の家の前の通りは、千葉国際駅伝のコースになっており、毎年テレビを見ながら頃合を見計らって、道路に出て選手を応援するのを楽しみにしています。選手が通り過ぎるのは一瞬のことですが、そのスピードに快感を覚えます。見るスポーツとしての快感です。 昨年、オーシャンスイミングの仕事をする機会があり、湘南の葉山まで出かけて観戦しました。オーシャンスイミングは北京オリンピックから正式種目となり、海上を10Km泳ぐ、水泳のマラソンと呼ばれるスポーツです。一流選手は2時間を切るタイムで泳ぎきり、1500Mに換算すると18分を切るタイムであり、フジヤマのトビウオといわれた古橋の記録を凌ぎ、メルボルンで銀メダルを獲得した山中選手のタイムに匹敵するスピードで10Kmを泳ぐというすごいスポーツです。 しかし、陸上から観ていたのですが、はるか遠くに水しぶきがかすかに見えるだけで、レースの様子はもちろん選手同士の駆け引きは全く分かりませんでした。このようなスポーツのため地元の盛り上がりには全く欠けており、スタート地点やゴール地点の海岸は夏休みで人出が多いにもかかわらず、ボランティアなどの関係者の姿がやたらと目に付いたシラケタ感じのものでした。多分テレビ中継をしたとしても、選手の表情を捉えることができず、海上で目標物もないため、映像としてもあまり魅力はなく、メダルを取らない限りメディアでは取り上げられることはないと思います。 観て面白いということが、スポーツを隆盛させる一つの方法であると思います。注目を集めることにより、スポンサーの支援が得やすく、競技の発展につながると思います。その意味で今回のドームの活用は世界で始めての試みでもあり、今後の動向を見てゆきたいと思います。10年前は長野オリンピックを控えて日本の黄金時代ともいえる時期で、ジャンプや複合の活躍で多いに盛り上がっていましたが、今はひっそりとした大会になっています。ドームの活用が、観るスポーツとして今一度脚光を浴びるきっかけになればと、スポーツ観戦マニアの私は思っています。 PR |
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