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矛と盾のどちらが強いかが注目された今年のスーパーボウルは、下馬評に反して盾の圧勝だった。毎年接戦が多いのだが、今年は一方的な試合展開になり、前半で“勝負あり”の様相になってしまった。

一昨年のデビューの時から素質の片鱗を見せて、チームを久しぶりのプレーオフに導いたラッセル・ウイルソンが、今シーズンさらに成長してすっかりご贔屓になったので、点差が開いても満足してみる事が出来た。

フットボールのQBは、パスを投げる時の視界の良さからか、190センチを超える大男が多い中で、ウイルソンは最も小柄な選手である(それでも180センチ近くはありそうだが)のだが、それを補う俊敏性があり、「鬼ごっこの世界選手権」があれば間違いなく代表に選ばれそうな身のこなしで、身長の不利をカバーしている。

対戦相手のブロンコスは、攻撃力がNFLのナンバー1であり、QBのマニングはパスのシーズン記録を更新し、今シーズンのMVPにも選ばれていたので下馬評では有利だったのだが、シーホークスも守備の記録ではNFLで一番だったので、「矛と盾の対決」が話題になっていた。

アメリカ人は何でも数字に現わすことが大好きで(これも「見える化」の一つなのだろう)、QBの力量も定量的な測定をしており、数字の上ではブロンコス=マニングが優勢だった。


しかし、物事は定量的なものだけでなく、数字では現れない定性的な評価も必要である。ウイルソンの特に優れているのは、走りながらのパスの巧みさである。相手のラッシュを交わしながら、パスを自由自在に操り、前線に正確なパスを通すのは、「新時代のQB」にふさわしい技術だと思う。

これでフットボールシーズンが終わり、9月の次のシーズンが待ち遠しいのだが、ウイルソンはレンジャーズとマイナー契約をしたというニュースが昨秋に流れていた。

フットボールと野球の二刀流だが、牛若丸のような身のこなしをみると、運動能力の高さは十分うかがわせるもので、ひょっとしてダルビッシュのながている試合で、内野手としてプレーしているシーンが見られるかもしれない。楽しみが一つ増えた。

これで1996回目だ。今週中に2000回に到達できるだろうか?
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