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昨日は、競馬のジャパンカップが行われた。天気も良かったので、東京競馬場に出かけようとも考えたが、懐とも相談の上、大人しくテレビ観戦にした。

ジャパンカップとは相性も良く、何度も的中しており、一昨年などは外れていたのに、1位に入線した馬が2着に降着となり、思いがけない的中馬券を手にしたほどの好相性のレースである。

この時の降着の判定は、外国のレースでは騎手に対する処分はあるものの、着順は変更しないとされているようなケースであった。進路妨害があったとしても明らかに脚勢が違う場合は、降着処分をしないというもので、“国際化”を標榜するJRAはこれを受けて失格・降着の判断基準を変えることになった。

昨日のレースは、1位入線をした馬が妨害をしたのだが、騎手は来週の騎乗停止という処分を受けたが、着順の変更はなされなかった。下記のURLの「パトロールビデオ」をご覧いただきたい。http://www.jra.go.jp/JRADB/accessS.html#

馬を激しくぶつけあい、競馬とは格闘技なのかと思わせるようなシーンである。ぶつけられた馬はこれによって勢いはそがれたであろうし、着順変更があっても仕方がない騎乗ぶりだったと思う。「ファイトあふれる好プレー」とは到底言い難い内容である。

私にとっては、3着になった馬を狙っていたので、どちらになっても馬券は外れは外れなのだが、猛烈に悔しい思いをした方が数人いたのではないだろうか。

というのも、昨日のWin5は、1レース目で18番人気の馬が勝ったため、800万票の投票があったものが1万票に激減してしまっていた。この時点で高額配当が出ることは決定的で、5レース目のジャパンカップが始まった時にはわずか10票にまでなっていた。全員が的中したとしても6千万円を超える配当が確定的で、的中者なしになる可能性も十分ありえた。

ハナの差で負けたオルフェーブルは単勝2倍の1番人気の馬であり、10票の中の3~4票はあったのではないだろうか。3~4票だとすると配当は1億5千万から2億になったことになる。着順変更があるかないかは、この人たちにとっては大問題であり、この判定結果には納得がいかず、しばらく立ち上がれないのではないかと同情したくなる。

馬主も1着賞金2億5千万が2着賞金1億になってしまったわけで、ここでも1億5千万の差がある。Win5に投票して最後まで残った人の3~4人と合わせると、判定に泣いた人が4~5人いたことになる。

ほんの数人の被害であるため、“社会問題化”はしないのだろうな…
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