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昨日と同じで、7時の気温が20度を少し上回るくらいで過ごしやすい1日となりそうだ。大阪は28度くらいあり、男子マラソンの時よりもましだが、苛酷な条件には違いない。

土佐が3位に入り、オリンピック代表の内定を獲得した。世界選手権のメダル獲得が、オリンピック代表の切符を獲得する手段の一つに、シドニーオリンピックの時からなった。

1年前に代表の権利を得ることができ、その後の調整がやりやすいということや、失敗してもその後の選考大会に再チャレンジできることもあり、世界選手権をステップにするという事が定着してきた。

しかしアテネのチャンピオンの野口選手は、アテネの出場権をパリの世界選手権の銀メダルで獲得し、オリンピックの金メダルにつなげたにもかかわらず、今回は世界選手権の選考会にも出場せず、秋の東京国際で一発決定を狙っている。夏の大阪で走ることのダメージを考えてのものである。

土佐が内定を獲得したことにより、選考会が面白くなった。2人の代表枠に対して、選考会が、東京、大阪、名古屋の3大会あり、今のところ、野口、高橋という過去のオリンピック金メダリストが東京の出場をほのめかしている。マラソンの記録は水物であり、名古屋と大阪の記録が東京を上回ったり、どちらかが平凡な記録での2位になった場合、どういう選考をするのかが見ものである。

またしても選考を巡る議論が巻き起こるのだろうが、世界選手権で代表が内定した段階で、残り2人の選考基準を明確にしておくのが陸連の努めであると思う。
個人的には、世界選手権で敗退した人もチャレンジでき、オリンピックまでの調整期間が取れる大阪マラソンで上位2人を決定するのがよいと思う。

選択肢が多いのは故障した有力選手の救済ということや、テレビ局の思惑が絡んでのことである。定められた大会に調整して出てくるというのが、選手の技量の一つでもある。

一発選考でなく、いくつもの選択肢をもうけ、「解釈」を入れるという日本的選考方法を改めるべきだと思うのだが、逆にこれが楽しみという人もいるのだろうな。アメリカはすべて一発勝負であり、有力選手が失敗しても救済されることはない。

この考え方がスポーツに限らず、あらゆる分野でアメリカの活力を生み出しているのだが、パワー至上主義にもつながり、弱者への配慮に欠ける側面が生じていることも否めない。市場が右肩上がりで成長している段階では、基準が明確になっているこの手法が優る。

しかし、市場が成熟化している状況では、日本的「わいわいがやがや型」の選考は目配りがあり、適した手法なのかもしれない。

昨日の競歩の誘導ミスは早速原因究明の報道がなされており、報告書も出るそうなので入手できた段階で分析をするつもりだ。中々素早い対応だったと思う。
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