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爆弾低気圧が通り過ぎるのを待っていたかのように、サクラが咲き始めた。週末は花見が楽しめそうで、今年はどこでサクラを楽しむか思案中である。

今週は、水泳のオリンピック代表選手選考を兼ねた日本選手権が開催されており、NHKで連日その模様が生中継されている。

オリンピックの代表選考というと“もめる”という言葉が枕詞につくのではないかと思うほど、過去には物議をかもしたケースが多かった。代表的なものはマラソンで、ソウルの時の瀬古や、バルセロナの松野と有森などはスポーツニュースの枠を飛び越えた騒動として報じられていたように思う。

水泳でも、シドニーの時の代表選考に一騒動あり、国際スポーツ仲介所に申し立てが行われた記憶がある。水泳連盟はそれに懲りたのか、前回の北京の時から五輪の入賞ラインの目途になる記録を設定し、日本選手権でこの記録を上回った上位2人を“自動的”に代表に決定するという方式が取られるようになった。

過去の実績は全く考慮されず、一発勝負での決定方式である。陸上競技は、屋外で行われるため気温や風に記録が左右されるため、日本選手権での一発勝負というわけにはいかず、期間を区切りその間に標準記録を突破した中から選ばれるシステムになっている(日本選手権で標準記録を突破して優勝した選手は優先して選ばれることにはなっている)。

水泳の場合は屋内競技であるため、気候のコンディションの問題がないために一発勝負も可能なのだろう。それに大会に向けてコンディションをいかに整えるかも選手の実力のうちであり、一発勝負で決定する意義は大きいと思う。

さらに、陸上の標準記録は、国際陸連が参加者を抑制するために設定したものであるが、水泳の場合は日本水連がオリンピックでの入賞ラインを想定した独自の記録である点にも意義があると思う。勝負になる選手しか代表に選ばないシステムである。

競技によっては、日本記録を更新しても代表に選ばれないケースもあり、ハードルは高いものである。昨日も、大接戦で派遣記録を上回りながら、0.02秒差で3位になったため、代表になれなかった選手もいた。悲喜こもごもである。

ゴールした瞬間に代表が決定するという、スリリングさは究極のスポーツの楽しみ方だと思う。番組では、水から上がってすぐに代表決定者へのインタビューも行われており、生の選手の感動が伝わってくるのも魅力だ。

今週は、グラス片手に一発勝負の魅力を楽しむことになりそうだ。
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