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6月に台風が上陸することはめったにないのだが、蛇行している偏西風に乗って日本列島を縦断する予報が出ている。関東地方は夕方から影響が出そうで、早めの帰宅を心がける必要がありそうだ。幸い今日は仕事が入っていないので、おとなしくしていよう。

ギリシャの選挙を世界中が固唾をのんで注目していたが、今朝の日経のコラムで面白い記事が掲載されていた。ユーロとユーロの関係だ。一つ目は通貨のユーロ、もう一つのユーロは現在開催中のサッカーのヨーロッパ選手権だ。

ギリシャは前々回大会で下馬評に全く上がっていなかったが、鉄壁の守備であれよあれよと思っているうちに優勝してしまった。相手の長所を消すという戦術に徹し、華麗な攻撃を売りものにするポルトガルなどを粉砕しての優勝だが、この指揮を執った監督がドイツ人だった。

今年のユーロでもギリシャは全く評判になっていなかったが、土曜の試合でロシアを1-0で破り決勝トーナメント進出を決めた。ロシアの25本のシュートに対してわずか5本と、防戦一方になりながらの勝利であった。ドイツ人監督に指導された相手の長所を消すというチーム戦術の賜物である。

総選挙の前日に行われた試合結果が、少なからず影響を与えたのではないかとコラムでは指摘している。今月行われたW杯のアジア3次予選3試合の視聴率はいずれも30%を超えている。これは地上波の視聴率であり、私のようにBSで観戦しているのも合わせると50%近い視聴率になっているのではないだろうか。

日本でも代表の試合にはこれほど関心が集まるが、暗い話ばかりのギリシャでは尚更注目を集めたことだろう。しかも試合結果がドイツ人監督の教えを活かして勝利したとすれば、“メルケル監督”の指導を想い出した国民も少なからずいたと思う。選挙の結果が僅差だっただけに、サッカーの勝利がもたらしたものの大きさを感じさせられる出来事だ。

ユーロがユーロを救ったということか。なでしこはアメリカにボコボコにやられてしまった。本番前の薬としてはよく効いたと思いたいのだが…
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