忍者ブログ
[5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

昨日の夕方のスーパーには、パンだけでなく豆腐や納豆(私は関西人なので好んで食べないが)の棚も空っぽになってしまっていた。白菜やネギも、貧相なものばかりなので、当分鍋は食べられそうもない。今回の雪の被害は想像以上に大きいようだ。

昨日はカーリングの2試合を頑張って観たので、カーリングの合計視聴時間は20時間に到達してしまった。残念ながら日本は準決勝進出はならなかったが、ご贔屓のイギリスは何とか滑り込んだ。カナダとスウェーデンの2強対決になりそうだが、イギリスの美人スキッパーがどれだけ抵抗するのか楽しみだ。

日本や中国なども健闘はしているが、特定の競技で散発的なものであり、ヨーロッパの国々の強さを感じさせられる。悲劇的だったのは、クロスカントリーのリレーで、周回遅れになったために日本のアンカーがスタートできなかった事だ。

陸上競技では400mのトラックなので周回遅れは珍しいことではないが、クロスカントリーでは一周3.3キロもあるので、滅多に起こることではない。それも最終走者が走っていて抜かれたのではなく、3人目の走者で抜かれたのだからショックは大きいだろう。

スピードスケート連盟と、スキー連盟の距離部門の幹部は頭を抱えているのではないだろうか。

私は五輪というのは、“国力”を示す指標の一つであると思っている。夏の大会は飛んだり跳ねたりの、純粋な“身体能力”を問われるもので、民族の体力がはっきりわかるものである。

これに対して冬の大会は施設や用具にお金がかかり、場所も限定されるために懐具合にかなり左右される競技だと思う。夏の大会では存在感を示している黒人選手はほとんど見かけることはなく(手っ取り早く稼げる夏の種目を選択するのだろう)、一人当たりGDPの高い国ばかりが活躍する大会のような気がする。

資金力では面白い話があった。今大会アメリカのスピードスケートは日本と同じように不振だが、ユニフォームの変更を届け出たという記事が一昨日出ていた。

水泳でも以前高速水着が話題になったが、今回アメリカチームはロッキード製のユニフォームを新調して臨んだが、あまりの不振で元のユニフォームへ戻したようだ。金にものを言わせたのに、ソチの軟らかいリンクでは威力を発揮できなかったのだが、経済力大会の証明のような気がする。

来月にはパラリンピックが開かれるが、こちらは障害者を社会がどれだけ受け入れているのかを示す、心の豊かさ=社会の成熟度を示す指標になると思う。

人口減少社会で、超成熟化社会に突入した日本において、一番大事な大会になるように思うのだが、メディアはどれだけ取り上げてくれるだろうか。パラリンピアンにも“レジェンド”が誕生すると嬉しいのだが。

PR
昨日は北風が強く寒い一日だったが、陽射しは冬至の頃と全く違った力強いものであり、あっという間に道路の雪は溶けてしまった。前回に比べ被害は軽微なように思えたのだが、低気圧が少しだけ岸寄りに進んだため、内陸の降雪量は前回の時よりも激しくなり、物流に大きなダメージを与えたようだ。

昨日の夕方スーパーに出かけたのだが、売り場の風景がいつもの日曜のそれとは少し違った。陳列に隙間が目立ち、特にパン売り場はスカスカの状況だった。日配品に欠品が目立つというのは、物流が滞っていることの証明のようだ。

オリンピックも後半を迎えたが、これまで最も観た競技はカーリングであり、第2戦のデンマーク戦以外は全て観ている。1試合2時間半とすると、15時間もテレビの前に居たことになる。次に多いのは、スキーとスノーボードでハーフパイプとスロープスタイルを併せて5時間位は観たと思う。

放映時間の間の悪さのためで、夜中の競技は葛西のジャンプの時のように、偶然目が覚めた時以外は目にすることはなく、日中に行われることが多いカーリングと、スキーを観る機会が増えてしまったという結果なのだが、それだけではないような気もする。

カーリングも、Xゲーム系の競技もテレビ向けの競技だと思う。本来スポーツ観戦はスタジアムで行うのが本道で、テレビ観戦は邪道だと思っている。例えば、サッカーやアメリカンフットボールでは、テレビ画面は一部を切り取った動きはよくわかるのだが、全体の流れ(例えばボールがないところでの選手の動き)などは、俯瞰して観ることができるスタジアム観戦には到底かなわない。

野球でも、外野手の足の速さや、肩の強さなどは、テレビでは到底表現できないものだと思う。

一方、Xゲーム系の競技は生観戦したとしても、到底その魅力を感じることはできないと思う。観戦したことはないのだが、スロープスタイルは1キロほどの距離を、色々な技を駆使しながら下りてくるのだが、肉眼ではとても追い切れるものではないだろう。ハーフパイプも、せいぜい高さを実感できる程度であり、テレビカメラの威力にはかなわないと思う。

カーリングの魅力は、“間”にあると思う。ストーンの配置を見ながら(真上からのアングルはテレビならではのものだ)、次にどのような手を打って来るのかを考え、その成否を見守るもので、野球の“間”に通じるものがあるのかもしれない。

この“間”を楽しむのに一役買っているのが、解説者だと思う。スポーツ観戦にあまり解説者は要らないと思うが、競技の知識が乏しいカーリングには不可欠で、今回の解説を担当している長野大会のスキッパーを務めた敦賀氏の説明は、これまでの解説者よりもわかりやすく、15時間もテレビの前に居続けさせたのではないだろうか。

おじさんには、美女を見つける楽しみもある。ロシアとイギリスのスキッパーは今大会の美女の双璧だと思う。ロシアは難しそうだが、イギリスは準決勝に進めそうなので、決勝トーナメントを楽しみにしている。


このところ夜中に目が覚める。昨日は、ちょうど羽生が滑り終わり得点も発表された直後だったので、状況もわからずチャンの演技を寝ぼけ眼をこすりながら観ていた。世界選手権3連覇のチャンがミスを連発したので、これは楽勝かと思っていたが、得点を見ると僅差での羽生の金メダルだった。その後で羽生の演技を録画で見たのだが、こちらもミスが連発し、お互い様であったようだ。

羽生やチャンに限らず、高橋や町田もミスが目立ち、五輪の重圧を感じさせられる結果だったと思う。フリーはショートプログラムよりも競技時間が長く、ジャンプも数多くこなすのでミスが出やすいのだろう。女子の競技も同じような傾向になるとみられ、ショートプログラムの成否が勝負を決するような気がする。

今朝はタイミングがよく、ちょうど葛西が1回目を飛ぶ所で、大ジャンプを観る事が出来た。他の日本人選手も好位置につけており、すっかり目が覚めて2回目のジャンプを堪能した。

2回目のジャンプを観た感想だが、風による運・不運がかなり大きいということだ。ルール改正によって、ウインドファクター加味されるようになり、得点表示の際に追い風か向かい風だったのかがはっきりわかるようになった。

ウインドファクターによって風の強さもわかるのだが、補正値以上に飛距離に差が出るようで、ロシアの選手が144mの大ジャンプをし、飛びすぎて尻もちをついてしまったが、その時のウインドファクターはマイナス10点だった。距離の得点では30点ほど稼いだろうから、補正値以上の恩恵があった事になる。

日本の竹内のジャンプの時のウインドファクターはプラス8点だったが、122mに失速してしまった。8点のおまけでは補いきれない不利だったと思う。

これまではウインドファクターの表示がなかったので、画面を通じてでは風による運・不運は解らなかったが、ウインドファクターの表示は“風の見える化”になったと思う。競技を観る楽しみが一つ増えたのだが、精度の向上はこれからの課題ということになるのだろう。

とは言っても、“レジェンド葛西”を含む上位3選手のゼッケン番号は、48番から50番の3選手だった。今シーズンのW杯ランキングの上位3選手がそのまま表彰台を占めたことになり、実力者には風による有利・不利はなかったということか。

日本選手がベスト10に3人入り、風の不運に泣いた竹内も13位だったから、よほどの追い風でももらわない限り、団体での金メダルの可能性は大きいのではないだろうか。


2週続けての“台湾坊主”の襲来で、今朝も一面雪化粧である。甲府は、昨日の夕方50センチを超えた時点で「統計を取り始めてから過去最高」というアナウンスをされていたが、今朝のニュースでは1m超えとのことであり、2倍の記録更新というのはめったにないことである。

行徳界隈は、先週の7割程度の積雪で、夜中に雨に替わったことで、道路はグジャグジャで長靴でなければ歩けない状態になっている。

低気圧に向かって大気は流れるが、低気圧の中心が少し岸から離れると北の寒気を引っ張り込み、岸に近いと南の暖気が流れ込んで雨になるとの、気象予報士の解説があった。理屈がわかって、妙に納得してしまった。

私は“理屈”が大好きである。私の解釈では、理屈とは原因と結果の関係であり、結果をもたらす原因とそのメカニズムを明らかにすることのため、「マーケティングの本質」であると思っているからだ。兆候を見出し、結果を予測することにより、「打ち手を考える」のがマーケティングという理解をしている。

天気予報に興味を持ったのは高校生の頃である。山岳部に入って月に1~2回は六甲山や比良山に登り、夏休みや冬休みには北アルプスに出かけていた。山の天気は女心と何とやらで変わりやすく、危険を避けるためには必須でもあった。

NHK第2放送で午後4時に流れる気象状況を聞いて、自分で天気図を作成したり、雲を眺めて天気を予測する「観天望気」も、写真と照らし合わせながら勉強したものだ。

台湾坊主という言葉もこのころ読んだ気象の本に掲載されており、特徴的な言葉で記憶に残っているのである。気象の本には、「山雪型」と「里雪型」という言葉があり、前者は西高東低の気圧配置で、縦縞の等高線が狭いと山は大荒れになり、後者は等高線が横縞になって、太平洋側で雪が降るというものであった。

台湾坊主は、後者の典型例であるのだが、岸からの距離により寒気を引っ張り込むのか、暖気を引き寄せるのかという事は書かれていなかったように思う(記憶になかったのかもしれないが)。知識が一つ増えた事が、妙にうれしくなってしまったのである(変な奴だ)。

今朝の日経には、「100点超えの必然」という見出しで、羽生のSPの高得点の“理屈”が解説されており、もう一つはスピードスケートで小平が失速した“理屈”も、バンクーバーの代表であった吉井小百合の分析が掲載されていた。

後者は、ふだんのW杯に比べて、五輪は“観客への配慮”が行き届いており、会場の暖房も強く、氷が軟らかいとのこと。その結果、瞬発力よりも筋持久力のある選手が有利で、抜群のスタートを切ったにもかかわらず、小平が失速したとの分析である。

記事では触れられていなかったが、「長距離王国」であるオランダが男子500mの表彰台独占をしたのも同じ理屈と考えられ、説得力のある分析だと思った。

競走馬でも、良馬場では好走するが、重馬場になるとからっきしダメな馬がいる。今回のスピードスケートは惨敗を喫しそうだが、次の五輪に向けての強化の課題は「重馬場巧者」の育成ということになりそうだ。




明日から明後日にかけて、もう一度雪が降るとの予報になっている。ソチ五輪のニュースを観ているとTシャツ姿が見られ、最高気温が17度とのことで、冬季五輪開催地よりも寒い日が連日続いていることになる。

このところエアコンはフル稼働で、寒い日は何度も“ダッシュ”を効かせているので、電気使用量が気になるところだが、昨日届いた請求書には「昨年のこの時期よりも1日あたり10%減少しています」という書き込みがあった。

昨年は32日分の請求で、今年は29日にもかかわらず、請求金額は去年とほぼ同じ金額になっている。電気代は10%以上上がっているということになる。2割の節電が必要になりそうだ。

スノーボードのハーフパイプに出場した4人の日本人選手の内、2人の名前が「歩夢」となっている。銀メダルを取った平野と、予選落ちした子出藤がともに歩夢である。

私の名前は「良夫」というごくありふれた名前だと思うのだが、意外に「良夫さん」にお目にかかることは少ない。仕事で名刺交換をした人は1000人を超えると思うのだが、「良夫さん」は私の記憶のある限り3人ほどしかいないと思う。「義男さん」や「吉雄さん」も含めても10人はいないような気がする。

4人のうち2人が同名となる確率は1%もないと思う。ましてや「歩夢」という名前となると、極めて低い確率になりそうで、宝くじ並みとは言わないが、競馬の10万馬券を1点で的中するほどの確率にはなりそうだ。

名前というのは、時代によるはやりすたりがあるものだが、「歩夢」というのはメジャーではないと思う。子どもの命名には親の気持ちが込められているもので、親のライフスタイルも大きくかかわっているはずだ。

昨日行われた女子のハーフパイプで5位に入賞した岡田選手も、名前は「良菜」である(私の娘の一人は「菜津子」であり、何となく親近感を覚える名前だが)。スノーボードで活躍する選手を生み出した親たちに共通項がありそうな気がするのだが。


忍者ブログ [PR]
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新コメント
[11/14 NONAME]
[06/09 元沖縄通♪]
[04/28 元沖縄通♪]
[03/22 ドン・カルチョ]
[03/21 佐野]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
アクセス解析