気になる三つの代表戦

明後日から南京・広州に仕事で出かけることになっている。2年前に中国に出かけた時は、大連経由で長春に行ったのだが、国内線の乗り換えがあったため、移動に半日以上かかり疲れた記憶がある。今回は直行便なので2時間半と短い時間で済み、楽な移動だと思う。

帰国は土曜日の予定なので、6泊7日居ないことになり、来月の電気料金は2割は安くなりそうだ。この間に気になるニュースとしては、民主党の代表選挙とサッカーのＷ杯予選の北朝鮮戦、五輪予選のなでしこの試合がある。気になる三つの代表戦だ。

流石に代表選挙は首相を決めるものであり中国でも報道されようが、サッカーの試合の方は日本のローカルニュースなので大きく報じられることはないだろう。新聞を丹念に読めばわかるのだろうが、前回の長春の経験では中国語の新聞を読んで内容を把握するのは無理だった。

英字新聞なら何とか理解（？）できるのだが、中国語では大まかな見当もつかないのだ。それでも民主党の代表選挙は顔写真が掲載されるだろうから、だれが選ばれたのかは想像がつくと思う。

さてその行方だが、なでしこの相手は格下のタイが相手であり、何点差をつけるのかが焦点になる。得失点差の争いになった時に、タイとの試合でどれだけ稼いだかが勝負の分かれ目になるからだ。

男子の北朝鮮との試合は少し厄介になりそうだ。前々回のドイツのＷ杯予選の時も緒戦でホームに北朝鮮を迎え入れたが、非常に苦戦をし、ようやく勝った記憶がある。当時に比べると現在のメンバーは数段たくましいが、引き分けでも良しとしよう。

三つ目の代表戦はさっぱり見当がつかない。乱立が続くようだと決選投票になるかもしれない。私が子どもの頃の自民党の総裁選挙で、一回目に決着がつかず、決選投票で2・3位連合を組んだ石橋湛山が岸信介を逆転したことがある。

今回も100人を超える手下を抱えた元代表の意向一つでどう転ぶかわからない。決選投票になった時に、どのような対応をするかが注目なのだが、中国に居てはその空気が全く伝わらないと思う。帰国してから新聞をチェックするしかないのだろうか。