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明日が告示なのだが、街中を歩いていても選挙の熱気が全く感じられない。同じように街中の空気が冷めていた先日の都議会選挙は43%と極めて低いものだったが、今回の参議員選挙の投票率は過去最低の水準になりそうな気がする。

ということで、過去の参議員選挙の投票率について調べてみた。
http://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_pol_election-sangiin20100711j-04-w370

参議員選挙の投票率は50%台後半で推移することが大半であるが、一度だけ50%を割り込んで45%というこの間の都議会選挙並みの低い投票率を記録したことがある。グラフで見ると一ヶ所だけぽつんと離れている異常値だ。95年の事である。

どういう時代だったかすっかり忘れてしまっていたが、調べてみると村山内閣の時代である。細川連立政権が国民福祉税構想を突然持ち出したことを契機に瓦解し、羽田政権を経て社会党が離反して自民党が復活した政権である。

政権交代の期待を受けて誕生した内閣が、消費税を突然持ち出して瓦解したというのは、民主党政権の末路と瓜二つである。たなぼた式の自民党の復活も同様である(この間の衆議院選挙での自民党の圧勝は、票を大きく伸ばした結果ではなく、民主党が票を大きく減らしたためである)。

有権者の政治への期待が大きく膨らんだのが、裏切られた反動で一気にしぼんでしまった結果の低い投票率であり、今回も同じパターンを辿りそうだ。

今回の投票率は50%を切るのは間違いないと思う。過去最低を更新しそうな気配も感じている。支持基盤が弱い民主党は、軽いがゆえに風に乗りやすく大きく勢力を伸ばしてきたのだが、低い投票率という風をあてにできない選挙となると、もろさを露呈することになり、壊滅的な敗北になりそうだ。
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