社長のブログです
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1月4日の大発会で暴落した株価は、現在の時点(1月7日10時)でも下げ止まりの気配はなく、新年早々先行き不透明感が覆っている。消費の先行きを示す消費者態度指数も、2ヶ月連続減少している。
このような中で、異変は中央競馬会の売上が好調なスタートを切ったことである。例年1月5日にJRAの初売りともいえる金杯が東西で行われる。今年は好天に恵まれたこともあるが、入場者数が、中山競馬場で7万5千人、京都競馬場で6万6千人と昨年の入場者数(どちらも4万人だった)を大幅に上回り、売上も東西合わせて295億から355億と2割の増収となった。 これは、今年から始まったJRAプレミアムの効果によるものが大きいものと見られる。これは、通常の払戻金にJRAが身銭を切って5%の上乗せをするというもので、金杯とダービー、有馬記念に限定して実施するというものである。 100円の券を95円で買えるならお得感が実感できるのだが、配当の上乗せではあまり実感がわかないため(いくら得をしたかは後でしか分からない)、効果はあまりないのではと思っていたが、見事に予想が外れた。 5%の身銭を切っても、20%の増収があれば十分効果があったことになる。プロモーションの企画としては見事な成功例といえるだろう。 この背景には、昨年の秋にはじめてプロパーが理事長に就任したことがある。これまでJRAの理事長には農林水産省の事務次官経験者が就任するのが慣例になっていた。どういう経緯でこうなったのかはわからないが、内部昇格によって身銭を切るという思い切った戦術を取ることができたのだと思う。 公益法人改革が進められようとしているが、役人の抵抗で一向に進まない。統廃合の前に、天下りを一切認めないという、人事制度を見直すほうが有効かもしれない。 PR |
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