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正月三が日は好天続きで、いかにも新春といった風情であった。箱根駅伝は、優勝候補の筆頭であった駒沢大学は9区で逆転し優勝を飾ったものの、棄権が3校、シード校が4校シードを失い、それも東海大学や日体大などの優勝候補の一角に上げられていた学校であり、波乱といってよいであろう。

コンディションが良すぎたことが、波乱の大きな要因であったように思う。私も学生時代に駅伝を走ったささやかな経験からいうと、駅伝の難しさはペース配分にあると思う。タスキを受けて走り出した時のペースがその日のマイペースになる。

オーバーペースはいけないのだが、あまりゆっくりスタートしてしまうとリズムに乗れず、後半頑張ったとしても取り返すのが難しくなる。

学生時代に関西学生駅伝で5区を走ったことがある。9.4Kmのつなぎの区間であったが、観音峠を上って下るというコースであった。最初の5Kmは上りで後半4Kmが下りというコース形態であった。

前とは1分、後ろとも1分以上間があり、目標がないためペースを上手くつかむことができず、ダラダラとした走りになってしまった。頂上のトンネルに入ったときに後ろから追い上げてくる天理大学の伴走車の声が聞こえ、下り坂を必死に走り降り、それ以上迫られることはなかったが、リードを大きく縮められてしまった。

試走の時に比べて、タイムが50秒ほど遅くなってしまった。のぼりをもっとペースアップしなければならなかったのだが、自分のペースを誤ったのが、その要因である。

今回3人の棄権以外にも、終盤フラフラになってブレーキをおこした有力選手が何人もいた。前半つっこみすぎたのがその理由だが、今回のような絶好のコンディションの時には落とし穴が待っているものだ。

優勝した駒沢大学は、区間賞をとったのが一人だけだが、選手層が厚くつなぎの区間である7区、8区の2区間だけをみると、合計2時間9分11秒で、2位の早稲田を2分56秒上回っており、底力を示している。

早稲田もこの2区間で2位の成績を上げており、山の上り下りだけではなく、レベルの高さを示した総合2位である。来年早稲田には豊川工業の三田などの有望選手が入学するようで、しばらく両校を中心とした対決になるのではないだろうか。

とにかく駅伝は面白い。今月は後都道府県駅伝が男女それぞれ開催される。若手のチェック(特に中学生)が楽しみだ。
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