社長のブログです
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天気予報によると、好天も今日までで、明日からは梅雨モードに入るようだ。ラニーニャ現象が発生しており、今年の梅雨は早く治まりそうな気がする。ビールの消費量が増えるパターンになるのではないか。
昨晩のNHKの「クローズアップ現代」は、若者の貧困問題を取り上げていた。番組を見ながら、やりきれない思いと同時に怒りがこみ上げてくるのを抑えることができなかった。 20代後半の就職氷河期世代で、時給800円の派遣社員の仕事に就き、定住する場所を持たず、お金があるときは1泊2000円以下で過ごせるインターネットカフェで過ごし、仕事がなくてお金が乏しい時は路上生活を余儀なくされるというのが典型像のようである。 派遣というのがこの問題のキーワードである。バブル崩壊以後企業は固定費削減の手段として、正規雇用から派遣を含む非正規雇用へと転換しており、このことが就職氷河期を招いた要因でもある。一方、働く側も束縛を嫌い、非正規雇用でもよしとする人たちもいる。そうした中で、派遣という仕事が大きくなり、正規になりそこなった人たちもやむなく入ってきたのである。 一番の問題は、派遣で働く人の待遇の悪さである。番組で例として示されたのは、企業から1人あたり1万3千円で請負、働く人に支払われるのは5700円というものだった。半分以上が吸い上げられているのである。 派遣会社の名前は明らかにされていないが、映像でちらちら垣間見えるのはグッドウィルの名前であった。介護サービスの市場から撤退を通告されたコムスンと同じ系列の会社である。 船の荷物の積み下ろしは、クレーンなどの機械が導入されるまでは苛酷な労働で、このような仕事をする人を「沖中士」という(放送禁止用語になっているようで「港湾労働者」と言い換えられている)。この沖中士を仕切ることからスタートして力を付けたのが広域暴力団の「山口組」である。 グッドウィルもあまり変わらないような気がする。このような企業の経営者が経団連の理事になっているのは疑問だ。もっとも、元会長の会社では海外研修生の違法労働の常習者であり、現会長の会社も請負派遣の問題で国会でも何回か追及されており、根っこは同じかもしれない。 PR |
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