社長のブログです
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このところ、株式市場が低調である。世界の株式市場が上昇を続けている中で、日本市場だけが下げ基調であるというのは異様な姿である。
この原因は、大型増資が相次ぎ、密度が薄くなっていることが大きな原因とされている。自己資本増強に走るメガバンクや、年末の資金調達に走る大手メーカーによるもので、増資に資金が流れたために、一般の株までお金が周らなくなったための株安である。 90年代以降、企業統合が活発になり、特に銀行業界などは14行あった都市銀行は3大メガバンクとリソナ銀行の4つになってしまった。関西出身なので、三和銀行や大和銀行など子供の頃に馴染みのあった銀行は、どこに入ってしまったのかよくわからない状況になってしまった。 「大きなことはいいことだ」という風潮の元に、不良資産で体力に懸念が生じた銀行が、寄らば大樹ということで集まりメガバンクを生み出した。銀行に限らず、メーカーでも経営統合が進み、再建が大きな問題になっているJALもJASを統合した企業である。 大きいことは少しもいいことはないのではないだろうか。私には、恐竜の滅亡が想起される。 巨大企業が誕生すると、それだけ多くの餌を必要とすることになる。国内市場がシュリンクしている中で、多くの餌を必要とするのはリスクを伴うものである。増資の規模が大きすぎて、市場が対応しきれない株式市場はその典型ではないだろうか。 規模が小さければ、餌に見合った身の丈経営が成り立つのだが、大きくなりすぎると身の丈経営が成り立たなくなる。JALのケースに見られるように、大きすぎる企業の破綻がこれからも起きるのではないだろうか。 PR |
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