社長のブログです
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ヨーロッパや北米では寒波が大きなニュースになっているが、日本にもクリスマス寒波が到来するとのことである。この寒波は、年末まで続くようで季節のメリハリが付いて私は良いことだと思う。
ところで、世界最大の自動車市場となった中国で、首都北京は交通渋滞対策として、来年から新規ナンバープレートの発給を24万台に抑えるとの記事が掲載されている。 昨年長春で自動車の洪水に圧倒されたが、長春の2倍を超える人口の北京ではもっとひどい状態のため、当局が対策に乗り出したのだろう。駐車場の整備が自動車の普及に追い付かず、道路に自動車が溢れてしまったということか。しかしナンバープレートの制限をするというのはその場しのぎの対症療法にすぎず、抜本的な対策にはならない。 日本でも昭和40年代後半から50年代はひどい状態だったと思う。自動車の渋滞だけでなく、電車も「通勤地獄」と称されるほどだったが、現在では渋滞も緩和され、通勤地獄という言葉も死語になったと思えるほどゆとりができているように思われる。 人口減少の影響もあるのだろうが、何と言っても鉄道網の整備(車両の改装も含めて)が大きく貢献したのだと思う。長い年月をかけて整備してきた鉄道網は、含みを一杯もった優良資産と言えるのではないだろうか。 含み資産であることを実感させられたのは東京マラソンである。東京マラソンの取材をして驚いたのは、都心を走り回る東京マラソンのコースで地下鉄の駅が37も含まれているということだった。42キロのコース上に1キロごとに駅に出くわす勘定になる。 道路を長時間にわたって閉鎖し、3万人のランナーが走るのだから市民が道路を横断するのもままならないのだが、地下鉄の駅を地下道として活用することで、歩行者の不便は相当程度解消されることになる。1キロおきに駅があり、出入り口は少なくとも4か所はあるのだから陸の孤島状態にはほとんどならずに済むわけだ。 東京メトロが東京マラソンのスポンサーになっているのもうなずける。北京には行ったことがないのでわからないが、公共交通機関特に地下鉄を中心とした鉄道網の整備が遅れているのではないだろうか。 環境問題を考えても、鉄道網という資産を抱えているのはアドバンテージになるような気がする。この強みを活かすことをもっと考えるべきだと思うのだが。 PR |
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