社長のブログです
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今日は東京マラソンが行われている。この時期に毎年開催されることもあって雪や雨になることも多いのだが、今年は好天に恵まれ、ランナーは走ることの気持ちよさを満喫しているだろう。
このブログを始めた最初の日にも東京マラソンが行われており、そのことに触れたような記憶がある。 東京マラソンは申し込み者が35万人を超え、10倍の抽選を突破したランナーが東京の目抜き通りを走り回れることになる。5年前に始まった時も抽選が行われたが、10万人の応募だったから3倍ちょっとの関門だったので、人気の上昇が良くわかる。 市民マラソンの歴史を調べてみたことがあるが、これまで2度ブームが起きている。日本で最初に登場した本格的な市民マラソンはフルマラソンではないが、青梅マラソンだと思う。60年代後半に始まった大会は70年代に入ると1万人のランナーが集う大会に成長した。 ホノルルマラソンが70年代に入って行われるようになり、80年代に入ると日本からの参加が急増(毎年3万人前後のランナーが走るが、その6割は日本人)し、これをうけて北海道マラソンやNAHAマラソンなど大規模市民マラソンが90年前後に誕生している。これが第一次ブームである。 第二次ブームは、東京マラソンが06年に開催されて以降のことであり、今度は大都市市民マラソンがブームになっている。エリートランナーなら2時間ちょっとで済むが、市民マラソンとなると5~6時間の交通規制が必要になる。そのため、大都市での開催は“自粛”されていたのだが、東京マラソンの盛況を受けて今秋の大阪をはじめとして、神戸・京都・名古屋で相次いで開催される予定になっている。 ネットで調べてみると、市民ランナーが参加できるフルマラソンは、現在100ちょっとある。これだけマラソンがあちこちで開かれている国はないのではないだろうか。 当然のように新たなビジネスも生まれている。参加申し込みの受け付け代行、ICチップを利用した計測システム、会場の設営、警備などなど関連ビジネスで潤う企業が出始めている。 それに東京マラソンでは沿道に200万人の観衆が集まる大イベントにもなっており、経済効果は相当な規模になる。利に敏い大阪や名古屋で開催されるのもうなずける。 産業という言葉を使えるのは、市場規模が1兆円を超える位にならないと呼ぶに値しないと私は思っている。この定義からすると、映画は市場規模せいぜい2千億円であり、外れることになる。 しかし、マラソンはランナーの用具や交通費・宿泊費などに、沿道の観衆が費やすお金をを加えると、1兆円に届くかもしれない。市民マラソンは地域にとってのビッグイベントになりつつあると思う。市民マラソン研究で博士号の取得を目指すか。 PR |
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