社長のブログです
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GMとクライスラーの支援策について、アメリカ政府から厳しい条件が付いて発表された。この結果を受けてニューヨークの株価は下がっている。年度末に向けて急上昇した日経平均は昨日大きく下げ、今日はどうなるのか金融機関にとっては気になるところだろう。
GMの支援策が難航しているのは、労組との関係に決着を見ていないためだ。GMが危機に瀕している理由は、販売不振に加えて高コスト体質であるためだ。高コストの要因は労組が強く、退職者の健康保険まで見なければならず、従業員プラスαの人件費を負担する構造になっている。 アメリカは国としての健康保険制度が整備されておらず、GMは高福祉という大きな政府の役割も担っている格好である。 世界経済危機の中で、小さな政府主義から大きな政府へと振り子はゆれ始めている。そんな中でいち早く大きな政府を実現しているGMが危機に陥っているのは皮肉な話だ。 大きな政府への回帰には「安心」を求める力が働いているためだが、安心が実現すると怠惰が始まるということの典型のように思う。リベラル的考えとコンサバ的思考が交互に台頭するのは、行き過ぎを抑えるための自然の摂理なのだろう。 自然に戻された佐渡のトキは、オス4羽が佐渡に留まっているのに、メス4羽はすべて本土に渡ってしまい、今年の自然繁殖は絶望的になっているようだ。男は現状から離れられず、女はたくましく理想のオスを求めて飛び立つというのは、他人事(他動物事と言うべきか)とは思えない。これも自然の摂理か。 PR |
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