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ようやく桜が満開になったようだ。当初の予想よりも1週間遅れであるが、入学式に葉桜になるのだけは、何とか避けられたようだ。なんといっても、桜のもとでの入学式の記念写真はさまになるのだから。

ロンドンでの金融サミットを受けて、ニューヨークの株価は上昇している。心配された「国益」を優先させた論議が少なく、国際協調の姿勢が明確になったことに、市場が好感を持ったことの表れであろう。80年前の大恐慌の時は保護主義に走り、それが戦争につながったのだから、評価してよいと思う。

これですぐに景気がV字回復するとは思えないが、少なくとも出血は止まり、金融危機によるショックは一段落だと思う。応急処置から、本格治療の始まりになる。

諸外国の場合は、単純に内需喚起策を推進すればよいのだろうが、日本の場合は構造変換を伴ったものにしなければならないと思う。高齢化社会に適応した内需喚起策である。

例えば、住宅建設は関連需要も大きく景気刺激効果は高いが、30代から40代前半の住宅取得年齢の人口がそれほど大きくはなく、ましてや就職氷河期世代も含まれるため、大規模な住宅ローン減税がそれほど大きな効果はないような気がする。

ここは新築住宅だけでなく、1件あたりのスケールは小さくなるのだがリフォームにももっと目を向けるべきだと思う。耐震化、バリアフリー化、省エネ住宅化などのリフォームにも手厚い助成を行うことによりリフォームを促し、快適に晩年を過ごす途を開くことにより、豊かな成熟化社会の実現を目指すことが重要だと思う。

パンダが居なくなった上野動物園の昨年度の入園者が60万人も減って、60年前の水準になったという。一方で旭山動物園は277万人を動員し、上野動物園との差は10万人まで肉薄してきた。

パンダというホームランバッターに頼っていた上野に対して、コツコツとヒットを重ねた旭山の消長は、なにやらWBCの日本の闘い方に通ずるものがあると思う。内需喚起策もコツコツ型のスモールベースボールを意識する必要があるのではないだろうか。

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