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例年のことだが、サクラが開花すると寒くなるような気がする。開花するまでは、芽吹くのを督励するように一気に暖かくなるのだが、開花した途端に冷や水をかけたように寒さが戻ってくる。これで少しは日持ちが良くなり、入学式まで楽しめるような天の配慮のかもしれない。

この悪天候のため、高校野球は中止となった。昨日の第3試合などはとても試合を続けられるような状態ではなかったのだが、強行され智弁和歌山が勝利し、高嶋監督の甲子園59勝目となった。

試合終了後に、選手から記念のウイニング・ボールを手渡された監督が、お尻のポケットにそっとしまいこむシーンをテレビカメラがとらえていた。お尻のポケットがこんもりと盛り上がった後ろ姿は、グッドショットだった。NHKのカメラマンのファインプレイだと思う。

甲子園の59勝というのは途方もない記録で、春と夏で3勝ずつ勝っても10年かかることになる。地区予選で敗退したり、甲子園へ出場したとしても1回戦で敗退することもあるだろうから、20~30年間強豪校の監督を務めなければ達成できない記録だ。強豪校ともなると、監督の“なりて”が多いだろうからなおさらだ。

そんな中で、とんでもない監督もいたようだ。一昨日の試合で敗退した山陰地方の監督の発言だ。この高校は昨秋の中国大会で優勝した学校で、山陰地方の学校が広島や岡山などの野球所の高校を制して地区大会を勝ち上がったのだから、新進の野球学校なのだろう。

その学校が、21世紀枠という成績で選ばれたのではなく、態度で選ばれた学校に負けたために頭にきたのか「21世紀枠のチームに負けるなんて末代までの恥。腹を切って死にたい」と発言したそうだ。

21世紀枠というのは、勝つことだけが野球ではないということを示し、強豪校だけではなく真摯な態度で野球に取り組む弱小校にもチャンスを与えるという、選抜という特徴を活かした制度である。それを侮辱するような発言をしたのだから、ただでは済まないだろう。

野球というのは番狂わせが多いスポーツである。リーグ戦では勝率6割で優勝争いができるのである。油断大敵という言葉がぴったりし、試合の流れを的確に読むことも監督の大事な役割であるはずだ。こんな監督に指導される生徒はかわいそう。


 

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