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昨日のスキーW杯の女子クラシカルで、初めて石田選手が3位入賞を果たした。スキーの距離競技は、世界大会で一桁着順に入るだけでも快挙だっただけに、来年のバンクーバー五輪に期待を持たせるものだと思う。

ウインタースポーツは98年の長野五輪開催に向けて強化された90年代がピークで、2000年代に入って下降局面に入り、トリノでは荒川静香のイナバウアーがなければ惨敗という状況だった。

ところが、今年に入ってフィギュア以外のスポーツでも少しずつ光明が見え始めている。複合団体のあっと驚く金メダルをはじめ、ジャンプでも団体3位に入り、先日のW杯で岡部が優勝し、モーグルでも世界選手権で金メダルを2個獲得している。

私は、夏季五輪はその国の「基礎体力」を、冬季五輪はその国の「金銭的豊かさ」を、パラリンピックはその国の「社会的成熟度」を示す指標だと思っている。

2000年代のウインタースポーツの国際大会における不振を、日本の豊かさの衰えを示すものとしてみていたのだが、どうやらその考えを変える必要があるかもしれない。

ジャンプの岡部の38歳での優勝が象徴されるように、ベテランの活躍が目立つ。石田選手やモーグルの上村などもアラサー世代であり、スポーツ選手としては高齢の部類に入るだろう。

スポーツ選手にも高齢化の波が押し寄せているようなのだが、長きに渡って第一線で活躍できるという環境は悪い話ではないと思う。

ベテランだけでなく、若手も育ち始めている。モーグルの伊藤は21歳であり、複合団体の金メダルメンバーも全員20代の若手で構成されている。世界のトップ水準にあるフィギュアは20代前半以下の選手ばかりである。

ウインタースポーツの世界は新しい局面を迎えたようだ。

昨日の山形と名古屋の試合は激しい雪の中で行われ、赤く塗ったボールでゲームが行われるという珍しいものだった。春-秋シーズンから、秋-春シーズンへの移行の難しさを示すものだったと思う。

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