社長のブログです
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台風は、昨日ようやく沖縄に到達したようだが、相変わらずスローな動きでまだ半日ほどは沖縄は暴風圏にとどまるようだ。台風の動きが遅いのは気圧配置の影響だろうから、この暑さも当分続く。今月一杯は、辛抱をしなければなるまい。
台風の進路予想を見ると、東シナ海を北上することになっている。このまま行けば、韓国を直撃しそうな気配だが、左にそれると中国大陸になる。行き先にいろんな思いがあるのだが… 今朝の日経の世論調査によると、内閣支持率は31%で、3ポイントの上昇となっている。一挙に20%の危険水域に突入するのかと思っていたが、回復とは不思議な現象だ。 政党支持率も、自民党は2ポイント下落で25%、民主党が3ポイント増加の21%と接近してきたのも理解できない数値だ。そもそも、日経の調査では無党派層が27%と、巷間言われている50%と大きく食い違っているので、疑問を持たざるを得ないのだが。 もう一つ気になる調査結果は、原発の割合に対する意見だ。「原発ゼロ」が43%、「15%程度」が31%、「25~30%」が19%になっている。この結果について記事では、「程度の差こそあれ原発維持派が5割にのぼった。」としている。 先日行われた「討論型世論調査」と比べると、「原発ゼロ」はほとんど変わらないのだが、「15%程度」は2倍の開きがあり、「25~30%」も5割増しだ。討論型の場合は、態度未定が3割ある(討論前には4割あり、未定者だゼロに動いたと思うのだが)のに対し、日経では態度を示さないのは7%にすぎないのである。 無党派層が27%しかいないということも含めて、日経の調査は疑問だらけだ。原発維持というスタンスだけはよくわかるのだが。 PR
お盆明けから猛烈な暑さが連日続いている。気象予報士の解説によると、太平洋高気圧の上に、もう一つチベット高気圧が重なっているためで、高気圧の“ダブルバーガー”では暑いのは当たり前である。
もう一つ厄介なのは、南の海上にある台風とのことである。台風は、暖かい空気をドンドン吸い上げ、それを日本上空に送り込んでいるらしい。2つの台風は、かれこれ1週間くらい南の海上に滞在しており、ふいごのように暖かい空気を送り続けている。 暑さも影響してか、日本と韓国との間で批難の応酬合戦の挙句に親書を突き返され、その受取にもすったもんだとなっている。親書の受け取り拒否とは外交上あり得ない暴挙だという論調が目立つのだが、親書の受け取り拒否というのは日韓の間で過去に一度あった。 明治維新の直後に、日本政府がおせっかいにも日本が開国したのだから、朝鮮も開国に応じたらどうかという親書を送り届けたところ、突っ返されその後の「征韓論」へとつながったという故事がある。明治4年の事である。 親書を突き返した理由は、明治天皇からの親書に「勅」という文字があったことだとされている。勅というのは皇帝が出す文書に用いられるもので、李王朝にとって皇帝とは清の皇帝しか認めないということが理由だったようである。 今回も、韓国では「独島」と呼んでいるのに、「竹島」という名称があるということがお気に召さなかったようである。両方のケースとも文言の問題に起因しているのが特徴だ。 国会論議を聴いていても、通貨のスワップ協定の延長見直しなどの制裁論が多く、勇ましい発言が目立つように思う。外交問題になると強硬論の声の方が多くなり、自省を促すような発言をすると「弱腰」という批判をされるのが世の常なのだが、歴史で知るところの、征韓論の時と同じような感じだ。 相手は頭に血が上っているような感じなので、こちらは“大人の態度”でさらりとかわす位の事でよいのではないだろうか。送り返された返書を受け取らないというのはどうかと思ったが、書留は受け取ることにしたようなのでよかったと思う。 暑い時にこそ冷静な議論が必要だ。
昨日の高校野球の決勝は、久しぶりにじっくりテレビ観戦することができた。例年この時期は仕事が立て込んでいる時期だが、今年は少しテンポが遅れているためで、夏の大会の決勝を堪能できたのは何時だったか記憶にないほど以前だったと思う。
さてその決勝戦は接戦を予想したのだが、3-0のスコア以上に一方的なゲーム展開で、光星学院にはほとんどチャンスらしいチャンスがなく(一度満塁があったが)、反対に攻められっぱなしで、防戦に精一杯となり反撃の態勢をとることができなかった。 夏の大会は連戦が続き、ピッチャーの疲労のために打撃戦になり、そうなると中軸の打力に勝る光星にも勝機があるとみていた。しかも、2期連続準優勝ということで気合も入るだろうから、青森へ深紅の旗が立つ確率は5割以上だと思っていた。 しかし、その期待も立ち上がりの1回と2回で吹き飛んでしまった。光星学院の強みは、高校生離れした3番、4番の打力にある。その3番は1回の攻撃で、意表を突かれたのか変化球を一度もバットを振ることなく、三球三振に倒れてしまった。 さらに次の2回の攻撃では4番バッター(大会ナンバー1だと思う。ドラフト1位は間違いない)が、ストレートを連続して空振りし、最後は変化球で見逃しの三振である。高校選抜チームが編成されても、クリーンアップをまかされそうな2人がそろって三球三振、6球で打ち取られて萎縮してしまったと思う。 連投にも関わらず、9回でも150キロのボールを投げ込んだ藤浪のピッチングが素晴らしかったこともあるが、立ち上がりに頼みの2人が連続三振で倒れたことで、ヘビに睨まれたカエルのように藤波に抑え込まれてしまい、守っては何度もピンチを招いて防戦一方の試合になってしまった。 光星のメンバーの多くは関西のボーイズリーグで活躍した選手たちで、本来は桐蔭のメンバーとなっていてもおかしくなかったのに、甲子園の出場機会を求めて八戸に“留学”したことが負い目となって、気後れしたのかもしれない。気合いの差が目立ったように思う。 それにしても、桐蔭の藤浪は素晴らしいピッチャーだ。大きな選手というと、「大男総身に…」という言葉が付きまとうのだが、フィールディングを見てると運動能力も素晴らしいものがある。ダルビッシュやマー君のようなピッチャーに大成する可能性を秘めていると思うのだが…
高校野球は、予想通り関西弁対決となった。選抜でも決勝で対戦しており、春夏連続して同一カードの対戦は初めての事である。強豪校が何度も甲子園で対決するというのは、柴田の法政二高と尾崎の浪商との対決を想い出す。
記憶では3回続けて対決している。決勝で対戦したのは選抜の一度だけだったが、その前年の夏は(準々決勝だったと思うのだが)法政二が勝った勢いでそのまま優勝し、翌年の春も決勝で返り討ちに合わせて夏春連覇となった。 三度目の対決ではとうとう浪商が準々決勝で打倒法政二を果たし、そのまま優勝してしまった。両チーム合わせて5~6人がその後プロ野球の世界に飛び込んだのだから、レベルが抜きんでいた存在だった。 今日決勝で対戦する両校からも、何人ものプロ野球選手が誕生するだろう。特に、桐蔭の藤波投手と、光星の北条遊撃手はプロでの活躍が楽しみな選手だ。その決勝の行方だが、3回続けて準優勝はないと思うのだが… 話は変わるが、原発政策を巡って討論型世論調査という手法が試行された。通常の世論調査ではその時点での考えを問うものだが、この討論型世論調査では議論を通じて考えがどのように変わるかを見るもので、何気なく考えていたものが、議論が深まることで、より民意が反映されるものとして採用されたようである。 よく似たものとして、デルファイ法という調査手法がある。ギリシャ神話に出てくる予測の神様の名前を持つこの手法だが、科学技術など先行きがよくわからないものの予測に用いられる手法だ。 例えば、「自動車の自動運転ができるようになるのは何時ごろか」という問題について、有識者にアンケートを行い、その集計結果を同じ対象者に再度送り、「調査結果で皆さんの意見はこうなりましたが、あなたはどう思いますか」という質問をすることによって、結果を収斂させるものである。 何度かやったことがあるのだが、結果は総じて最初のアンケートで意見の多かった所に収斂していったような記憶がある。今回の討論型世論調査でも、事前の調査で36%と多数を占めていた「原発0」が、事後調査では47%と跳ね上がっている。熟義の結果の意見変容なら良いのだが、どうもそうではないような気がする。 行動経済学の言葉の一つに、「参照点バイアス」というものがある。最初の基準に引きずられるというものだが、デルファイ法や討論型世論調査というのも多いものに収斂するという、一種の参照点バイアスが発生しているのではないだろうか。
高校野球は、オリンピックの陰に隠れてひっそり始まったが、桐光の松井の脱三振ショーで盛り上がり、明日のフィナーレを迎えようとしている。惜しくも準々決勝で敗れたため、脱三振の大会記録の更新はならなかったが、4試合で68個の三振というのはすばらしい記録だと思う。
松井の活躍のお陰で、改めてクローズアップされたのが徳島商業からドラゴンズに行った坂東英二だろう。坂東の場合は、魚津高校の村椿との延長18回と翌日の再試合があり、7試合、延長18回は2試合分であることも考えると、実質8試合での83三振である。 タレント活動で現在は著名だが、「昔はすごい選手だった」ということを、松井の活躍のお陰で知らしめたのではないだろうか。 延長18回で引き分け再試合というと、松山商業と太田の三沢高校との決勝戦や、松坂の横浜とPLの試合も想い出されるが、規定ができた最初の試合ということで、私には徳島商業と魚津高校との試合が最も印象が強いものになっている。 この時は、町内会のイベントでびわ湖に海水浴(湖水浴と言うべきか)に出かけ、帰りのバスの中でラジオの実況中継でこの試合を聴いていたのでよく覚えている。松山と三沢の試合も、横浜とPLの試合も両方ともなぜかテレビでみていたのだが、ラジオで想像力を掻き立てられながら、というのが強く印象に残っているのであろう。 桐光の松井の大活躍のお陰で、もう一つの大(珍)記録が誕生する所だった。4試合で68個の三振というのは1試合平均17個になり、アウトの2/3が三振だったことになる。こうなると「暇な野手」が出てくるのだが、桐光のサードもその一人で、3回戦までの3試合で一度も打球を処理しなかった。 試合中にボールを触るのは、三振のあとのボール回しの時だけというのが、準々決勝の8回まで続いた。9回になってようやく三塁線を襲うゴロが飛び、ファインプレーでこれを処理した。守備が上手いということをようやく知らしめたわけだ。よくあることだが、次の打球も三塁への緩いゴロで、これも上手く処理をした。 メジャーならこのような珍記録もすぐにテロップで流されるのだが、日本の記録はどうなっているのだろうか。暇な記録員でもいないと過去の記録は遡れないだろう。 明日の決勝は、大阪桐蔭と光星学院の春に続いての「関西弁対決」になると予想するのだが。 |
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