社長のブログです
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2月も終盤が来ようとしているのに、寒さが治まりそうもない。特に、最近は北風がことのほか強く、寒さが一層身にしみる。このままだと、まだしばらく巣籠り状態が続きそうだ。
国会同意人事で、「西岡ルール」というものがある。人事案が事前に報道された場合、採決には応じないというものだ。重要な人事について、報道をするのはメディアにとって自然な行為であり、これを盾にとって審議に応じないというのは、国会対策以外の何物でもない不思議なルールだと思っていた。 昨日、このルールを撤廃することが、与野党の協議で決まったというニュースが流れている。NHKのニュースで知ったのだが、日経の朝刊でも、一面に掲載されているが、日銀総裁人事の環境が整った事や、野党が事前協議で人事に関与するなどと言った事に触れているだけで、そもそもなんでこのようなおかしなルールが存在したのかということについては触れていなかった。 実はこのおかしなルールについて、昨日の国会中継を聴いていてその背景がわかった(巣籠り状態の極みだ)。舛添議員の発言で出てきたのだが、このルールができた背景には、官僚が人事案を既成事実化するために、わざとリークしているということがあったらしい。官僚の天下り先の既得権益化を図るために、官僚がメディアにリークしていることが目にあまり、このルールができたようである。 メディアが、官僚の順送り人事のお先棒を担いでいたことになる。後ろめたさがあるためか、メディアはこの問題についてあまり多くを語ろうとはしないのだが、日本のメディアは、“煽る”以外に、“提灯持ち”という特技もあるようだ。人事報道にはいつも眉に唾を塗らなければいけないということか。 PR
「一目おく」という言葉がある。囲碁から生まれた言葉で、今はやりの言葉で言うと、“リスペクトする”ということになろうか。女子ジャンプの高梨沙羅に向けられるライバル達にぴったり当てはまる言葉だ。
昨日の午前零時から放映されたW杯の試合の模様を見ようと思ったが、さすがに時間的に無理なので、昨晩7時からの再放送をじっくり見た。2本ともそのラウンドの1位のジャンプで、2位の選手に20点以上の大差をつけての圧勝だった。これで蔵王の試合から8ラウンド続けて1位のジャンプを続けたことになるのだが、この試合では他の選手よりも一段スタートを前に出しての結果である。 前からのスタートでは助走距離が短くなるため不利な状況になるのだが、あえて不利な状況を選択しても他の選手より飛距離で上回ったということは、一段レベルが違うということを意味しており、まさに「一目おく」状況になったと言えると思う。 高校1年生の身での快挙であり、これからどれだけ強くなるのか楽しみになるのだが、少し気がかりになる点がある。運動能力のピークは多くのスポーツで20代後半にあると思う。それに経験値がプラスされると30代前半にピークが来る選手も多い。イチローが最多安打をマークしたのも30代になったばかりの事だったと思う。 しかし、ジャンプのように身体のバランスが重要なウエイトを占めるスポーツでは、“身体の成長”という厄介な問題があると思う。体型に変化が起こることにより、バランス感覚に微妙な狂いが起こる可能性があると思う。高梨が16歳4カ月での最年少W杯チャンピオンの記録を更新したのだが、それまでの記録(男子選手なのだが)も16歳11カ月だった。余計な筋肉が付かない“子どもの身体”が優位に働くこともある種目でもあると思う。 スケートでも、浅田や安藤は10代の時には輝いていたのだが、20代に入ってジャンプの不調で苦しんでいるように思う。これも大人の女性になったことにより、微妙なバランス感覚のズレがもたらしたものではないだろうか。 「可愛い」間はよいのだが、「魅力的」になると衰えるスポーツなのか、5年後の高梨に注目だ。
このブログは今日から7年目に入った。何事にも“3日坊主”の私が、同じことを7年目も続けられたことは、我ながら驚異的な出来事だ。6年間で1800回弱だから、年平均300回を少し下回るペースだ。このままいけば10年で3000回を達成することは可能なように思えてきた。
しかし、10年、3000回達成に向けて気になることがいくつかある。その一つは、最近更新のペースが少し落ちてきていることだ。1週間に6回更新を目標としているのだが、年末年始に大きく途切れたこともあるが、最近では5回を少し下回っているように思う。このペースでは年間250回がやっとで、10年での3000回は厳しい目標となる。世の中にもっと目を向けるようにしなければ、ただの年寄りになってしまいそうだ。来年にはとうとう“高齢者”のカテゴリーに入るので、尚更気を引き締めなければならない。 もう一つは、「マーケティング・アイ」の項目の寄稿が少なくなっていることだ。昨日までのこのタイトルでの掲載は189回である。1割を少し超える割合になっているが、このブログを始めた当初は1/3を超えていたと思うから、大幅にそのウエイトが減少したことになる。 マーケティングに限らず、物事を“考える”という時には目の付けどころが重要であり、これは持って生まれた感性に、経験を通じて磨きをかける事によって研ぎ澄まされてくるものだと思っている。言い変えると、“勘所”をどのように持つかが、日々研鑽のテーマになっている。 私はこの勘所という言葉が大好きで、金融ジャーナルという雑誌に寄稿した時に、2本同時に掲載されることになり、同じ人物が2度登場することはまずいので、そのうちの1本はペンネームを使うようにと言われた。そこで使用したペンネームは、「中村勘所」である。 7年目を迎えるにあたり、原点に立ち戻り「中村勘所」の精神を忘れずにやっていきたい。 とりあえずの目標として、3月末までに「マーケティング・アイ」の項目が200になるようにしたいものだが…
昨日は北風が強く、この冬一番の寒さだった(少なくとも体感的にはそうだった)。その流れで、今朝は一段と冷え込み、6時前に起床したものの、あまりの寒さに寝床に逆戻りして2度寝をしてしまった。三寒四温を繰り返しながら春に向かうのだろうが、三寒を省略して、四温だけにしてもらいたいものだ。
一昨日、ロシアに落ちた“隕石”のニュースは、BSの海外ニュースで「小惑星が地球に接近するが衝突の危険性はない」という話題の後に、テロップが流れてきたのであまりにもタイミングがよいので驚いたが、別物ということが分かって少しほっとした。 しかし、昨日になって事故の模様が明らかになり、さらにNASAの発表を眼にして再び驚かされた。NASAの発表によると、直径17m、重さ1万トンという“小惑星”が、時速6万キロで地球に突入したというものであった。隕石ではなく、小惑星の衝突だったわけだ。 特に目を引いたのは、時速6万キロという猛スピードである。光の速さは30万キロであるから光の速さには及ばないものの、音の速さは1千キロちょっとであるからその60倍くらいのスピードで突っ込んできたことになる。小惑星が地球にめがけて突進してきた時には、映画アルマゲドンのように核爆発を起こすようなことは必要なく、少し刺激を与えて方向をほんのわずか変えるだけで十分だという解説がされていた。 しかし、6万キロというスピードで突進してくる相手に“少し刺激”を与える事ができるのか、気になって調べてみた。ピストルの弾丸だと時速1400キロくらいで、音速を少し超える程度、ライフルだとその2倍のスピードであるらしい。もちろんピストルや、ライフルでは対処できるわけがないので、ミサイルをということになるのだが、ミサイルでもマッハ20程度なので小惑星の1/3にしか過ぎない。命中させるにはよほどの腕がないと無理ということか。 物干しに上がって空を見上げながら、星が落ちてくるのを心配している落語に出てくるような話になってしまった。少し暇すぎるようだ。
レスリングがオリンピック除外対象になってしまった事の一つに、「男女間のアンバランス」があるとされている。女子がフリースタイルのみの4階級に対して、男子はフリースタイルとグレコローマンの2種類で各々8階級ずつ、16階級もありこのアンバランスが、“男女平等”を掲げるIOCの理念にはそぐわないということで減点になったようだ。
最後まで残留争いをした近代5種も北京大会から女子も始まり(日本では選手が一桁しかいないのだが)、ボクシングがロンドンから始まったことにより、夏季オリンピックでは全ての競技で“男女平等”が実現したことになる。一方、冬季オリンピックでは、次のソチから女子ジャンプが行われるため、こちらも“男女平等”の大会になる。 女子ジャンプは昨シーズンからワールドカップがはじまり、2年目の今シーズンは高梨沙羅選手が、これまで行われた12試合の半分で優勝し、今週にも総合チャンピオンが確定する勢いで、ソチの有望な種目になっている。今月行われる世界選手権では、新たな種目として“混合団体”というものも付け加えられる。男女2人ずつの総合得点を競うもので、大エースを抱える日本は有力なメダル候補になっている。オリンピックでも混合団体が含まれるかどうかはよくわからないのだが、IOCの“男女平等”の理念からが多分実施されるのだろう。 その女子ジャンプが窮地に陥っている。チーフコーチとして躍進を支えてきた渡瀬コーチが今週になって突然辞任したのである。その第一報に接した時に、最近話題になっている“スポーツ指導”の問題かと一瞬勘繰ったのだが、どうやら別の事情があったようだ。 渡瀬チーフコーチが所属していたチームから、昨年突然支援が打ち切られ、経済的事情からコーチを続けていくことができなくなったというのがその事情のようである。 私はオリンピックというのは、“国力”を示す指標であるという見方をしている。夏の大会は“体力そのもの”、パラリンピックは障害者が社会に溶け込む“成熟度”であり、冬季大会は用具や練習環境にお金がかかるため“経済力”の指標としてである。 長野オリンピックまでの3大会は、冬季オリンピックでの日本の活躍は目覚ましいものがあったが、失われた20年が進行する間に、冬季オリンピックでの日本のプレゼンスはガタンと落ちたように思う。これも、経済力の低下によるものだと思う。ウインタースポーツを支える北海道経済の低迷も大きいようだ。 金銭負担に耐えられず、遠征費用が工面できないというのは情けない話だが、最近の私の懐具合からすると、他人事ではないような気がするのだが… なでしこジャパンがW杯を優勝した時に、プロ選手ではなく働きながらメンバーに入っていた選手が何人もいた。IOCは“男女平等”を掲げているものの、いまだ環境・待遇では大きな格差があるようだ。 |
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