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3回シリーズで実施したセミナー「マーケティング・アイ」が昨日で終了した。今回の参加者は当初8人だったが、2回目から一人追加参加があり、9名を対象とした小規模なものであった。人数は少ないが、その分受講者との間でたっぷりやり取りができ、講義は進めやすかった。

嬉しかったのは、こちらから講義の内容について問いかけたとき、出席者の一人から「話の内容について“思い当る節”を考えていた」というものであった。

“思い当る節”とは、自分の会社での出来事に置き換えて、セミナーの内容が当てはまるということを意味すると思う。今回のセミナーは特定の企業が対象ではなく、公開セミナーでいろんな業種の方が参加されていた。一般論が中心の組み立てであるが、一つでも自分の問題として考えることができる内容にしたいというのが、講師としての願望であり、「思い当る節がある」という言葉を聴いたとき、セミナーの成功を確信した。

今後も一つでも多くの“思い当る節”があるようなセミナーを企画し運営してゆきたいと思う。
当面のセミナーの企画としては、今回と同じものを6月~7月にかけて実施し、新しいシリーズとして企業の若手マーケッターを対象とした「マーケティング夜話」(忙しい人が対象となるので参加しやすい夕方7時から9時までのセミナー)を4月から月に1回のペースで1年間行うことを考えている。

毎回マーケティングについてのテーマを設定し、参加者とディスカッションしながらすすめるという形式で、異業種交流の場にもなるようなものを考えている。共通テーマを何にするか現在思案中であるが、今の所「再生」を候補として考えている。低迷を打破し、上昇に結びつけたいくつかの事例を取り上げて分析し、「再生」のための用件をマーケティングの視点で明らかにしようとするものである。今週中に企画の目処をつけ、新たな“思い当る節”をいくつも作り上げてゆきたいと思っている。

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今週末からJリーグの新しいシーズンが始まります。千葉の阿部が浦和に、セレッソの大久保が東京に、マリノスの久保が横浜にと大物選手の移籍が相次いでおり、プロ野球に比べて選手の移動が活発に行われているようで、新たな魅力が増すように思われます。名波と服部がヴェルディに、秋田が京都に、那良橋が湘南へとかってのビッグネームがJ2へ移っていったのも今シーズンの移籍の特徴です。

今シーズンの予想をすると、この数年アジアチャンピオンシリーズ(ACL)に出場するトップチームが、立ち上がりに苦戦し波に乗れず、混戦を招いているのが特徴です。Jリーグの開幕と同時にACLも開幕し、週末はJリーグ、週中はホーム&アウェイのACLという厳しい日程になり、新しいチームの助走期間とも重なって苦しい戦いになっているようです。浦和はこの数年の積極的補強で、二チーム分のメンバーを揃えていますが、故障者も多く抱えており、立ち上がりにつまずくのではないかと私は予想しています。

選手層の薄い川崎は、おそらくガタガタになって序盤に躓き、残留も気にしなければならなくなるのではと予想しています。川崎に変わって上位争いをしそうなのは、若手の有望な選手を多く抱えるFC東京と、千葉だと思います。それとスタートダッシュを上手く決めて勢いに乗ることができれば、大幅に若返りを図った磐田が、ガンバや浦和と上位争いをしそうな気がします。

残留争いは、昇格組みの横浜はサポーターの後押しが力強く抜け出せると見ます(昨年の甲府のように)。神戸と柏は厳しいでしょう。その他のチームでは甲府や大宮が立ち上がりに躓くとやばくなるでしょう。あっと驚く転落候補はチーム強化の方針がよく見えない横浜マリノスがあげられます。転落請負人と呼ばれている早野監督の就任が気になるところです。

J2からの昇格は、セレッソとヴェルディが抜けていると思います。3番手は降格組みの京都と福岡の争いと見るのが妥当な所でしょうが、大穴として鳥栖を上げたいと思います。昨シーズン活躍した新居選手が千葉に移籍したのは気にかかるところですが、昨年は観客の大幅増に成功しています。サポーターの後押しが強いチームは驚くべき力を発揮することがあります。ミニ新潟のような観客動員を誇るベガルタ仙台(毎試合1万5千人を超える動員があります)や鳥栖が勢いに乗れば、京都や福岡を上回るかもしれません。

プロ野球の世界は東京一極集中の典型のような世界でしたが、巨人の不振、ソフトバンク、ロッテ、日本ハムのような地域密着型チームがこの数年成功を収めています。Jリーグは地域密着を象徴するような運営を行っています。Jリーグの消長が地域間格差を解消する何かを教えてくれるのではないかと思うのですが。

昨日は、CSCで両国の江戸東京博物館を訪れた。企画展示は江戸城、常設展示でも家斉や江戸のお雛様が特別展示されていた。会場は大勢の観客でごった返しており、中々思ったように見ることはできなかったが、印象に残ったのは「江戸天下祭り図屏風」で、山王神社を出発した神輿が江戸城内を通り抜けるもので、江戸っ子の気概が感じられる屏風絵であった。

常設展も見ごたえがあり、江戸時代の雛人形も見事な展示であったと思う。1時半から5時までの予定で出かけたのだが、時間が足りず、常設展のいくつかは見逃してしまった。再度チャレンジしてみようと思う。

5時からは、懇親会で元大関霧島の経営するちゃんこ鍋屋に立ち寄った。本当は川崎に行きたかったのだが、木曜日の時点で一杯になっており、次候補の巴潟も予約が取れず、やむなく一番規模の大きな「霧島」にしたのである。霧島は6Fまである大きな店だが、各フロアとも盛況でもう少し予約が遅れると食べ損ねるところであった。土曜の夕方ならと侮ってはいけないのである。店内は家族連れが目立ち、表通りはそれほど賑わってはいないのに、博物館といいちゃんこ鍋の店といい、人が多いのが不思議な感じがした。あまり東京の下町に出かけたことがないので比較はつかないが、どこもこのようなものであろうか。そうだとしたら、なにかの兆しかもしれないのだが…DSCF0191.JPGDSCF0147.JPGDSCF0148.JPG
経済産業省は所管する競輪とオートレースの新しい車券を発売できるように、法案の改定を今国会に提出するという記事がスポーツ新聞に小さく載っていました。公営ギャンブルは軒並み売上減少に悩まされており、中央競馬はピーク時に4兆円の売上があったものが、3兆円を切るようになっており、地方競馬も廃止に追い込まれる所が数多く出現しています。競輪やオートレースはピークの半分以下にまで落ち込み、その打開策として今回の法案改正になったようです。相変わらず話題造り先行型だなという感想を持ちました。

報道によると、新たな車券は重勝式と呼ばれるもので、中央競馬でも昭和20年代に発売されていた形式が導入されるようです。何レースかの1着をあてるもので、アメリカではピック・セブンとかピック・シックスと呼ばれて、6~7レースをまとめたものが発売されており、当たることは至難の技に近く、びっくりするような配当が飛び出しています。

主催者は、高額配当を煽り立て、売り上げ増を狙っているようですが、そう上手く行くでしょうか。今回の改正では、最高200万倍までを上限とするようです(1枚100円で2億円になります)。現実には1日の開催で1億円を切ることがたびたび起こっています。10年ほど前に、笠松競馬場で150万円の配当が飛び出したことがあります、当時の最高配当だったのでスポーツ新聞では大きく取り上げられました。1000円分買った人は1500万円の配当を手にしたのかと興味を持って読んでいたのですが、1000円買っていても150万円の配当しかえられなかったのです。テラ銭として25%を主催者の取り分となりますが、そのレースの売上は200万円でしかなかったのです。売上が倍増し、全ての人が重勝式を買って初めて2億円の配当が可能となります。

サッカーくじのTOTOも、ご多分に漏れず不振にあえいでいます。そこで昨年の秋から新しい方式を導入しました。コンピューターでランダムに勝敗を選んだくじを買うというものです。最高6億円の配当が出るというものですが、1回の販売金額は2000万円程度で、昨年の最終節でようやく的中者が出、2億数千万円の配当が支払われました。せっかく話題になるようなくじを発売したのに的中者が出ず、主催者はあわてていたと思います。TOTOの魅力は勝敗を予想しする点にあるのですが、いくら高額配当が出るといってもランダムに選ばれるというのはサッカーフアンの支持を得なかったのでしょう。

公営ギャンブル売上低迷の要因は、もっと違うところにあり、話題を提供するだけでは瞬間的なカンフル剤にはなるでしょうが、再び上昇軌道に乗ることはなく、廃止に追い込まれるところがすぐに出てくると思います。特にオートレースは5年持たないのではないかと思います。低迷を潜り抜けて再生を果たした代表事例として、旭山動物園や黒川温泉の事例があります。共通しているのは、いずれもピークを経験し、低迷を続けた中で地道な取り組みをし、長い年月をかけてようやく再生にこぎつけています。発想の転換をし、地道な努力が必要です。そうはいってもオートレースにはもう時間がないのかもしれませんが。
昨日から、札幌でノルディックスキーの世界選手権が開催されています。テレビの放映もなく、地元ではわかりませんが、東京ではひっそりと行われているような気がします。数日前に、スポーツ新聞に会場の案内が出ており、宮の森や大倉山シャンッエと並んで、札幌ドームが掲載され距離と書かれていました。開会式などを行うのかと思っていましたが、昨日のニュースをみてびっくりしました。

ドームの中で選手が滑走している姿が映し出され、大勢の観客が声援を送っていました。スタジアムを開放し、ドームの芝生を撤去してダンプカー360台分の雪を敷き詰め、スタートとゴールをドームの中で行ったようです。屋外の観戦ではなく、スタジアムの中では選手との距離が近く臨場感があふれて、観る側にとっても楽しめたのではないでしょうか。

先日の東京マラソンでは150万人が沿道から声援を送ったそうです。私の家の前の通りは、千葉国際駅伝のコースになっており、毎年テレビを見ながら頃合を見計らって、道路に出て選手を応援するのを楽しみにしています。選手が通り過ぎるのは一瞬のことですが、そのスピードに快感を覚えます。見るスポーツとしての快感です。

昨年、オーシャンスイミングの仕事をする機会があり、湘南の葉山まで出かけて観戦しました。オーシャンスイミングは北京オリンピックから正式種目となり、海上を10Km泳ぐ、水泳のマラソンと呼ばれるスポーツです。一流選手は2時間を切るタイムで泳ぎきり、1500Mに換算すると18分を切るタイムであり、フジヤマのトビウオといわれた古橋の記録を凌ぎ、メルボルンで銀メダルを獲得した山中選手のタイムに匹敵するスピードで10Kmを泳ぐというすごいスポーツです。

しかし、陸上から観ていたのですが、はるか遠くに水しぶきがかすかに見えるだけで、レースの様子はもちろん選手同士の駆け引きは全く分かりませんでした。このようなスポーツのため地元の盛り上がりには全く欠けており、スタート地点やゴール地点の海岸は夏休みで人出が多いにもかかわらず、ボランティアなどの関係者の姿がやたらと目に付いたシラケタ感じのものでした。多分テレビ中継をしたとしても、選手の表情を捉えることができず、海上で目標物もないため、映像としてもあまり魅力はなく、メダルを取らない限りメディアでは取り上げられることはないと思います。

観て面白いということが、スポーツを隆盛させる一つの方法であると思います。注目を集めることにより、スポンサーの支援が得やすく、競技の発展につながると思います。その意味で今回のドームの活用は世界で始めての試みでもあり、今後の動向を見てゆきたいと思います。10年前は長野オリンピックを控えて日本の黄金時代ともいえる時期で、ジャンプや複合の活躍で多いに盛り上がっていましたが、今はひっそりとした大会になっています。ドームの活用が、観るスポーツとして今一度脚光を浴びるきっかけになればと、スポーツ観戦マニアの私は思っています。


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