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寒い大晦日を迎えた。天気は雲ひとつない空なのだが、空気が冷たい。おかげで布団から出るのが8時過ぎと、冬休みモードにたっぷり浸ってしまっている。

このブログは昨年の2月からはじめて、まもなく2年目を迎えようとしている。解析ソフトで分析を始めるようになったのは昨年の7月からである。

昨年8月の月間アクセス数は176件で、1日平均6件に満たない水準であった。その後9月に232件と急増したものの、10月以降は199件、198件、184件と200件を少し切るペースに落ちてしまった。

今年の1月は179件とさらに落ち込んでしまったが、2月に256件と1日平均8件を超える記録を達成し、その後は9月まで220件平均で安定していた。10月に265件とレコードを更新したのをきっかけに、11月は295件ともう少しで1日平均10件というところにまでなり、とうとう今月は300件を超えるまでになった。

理由は単純で、検索によるヒット数が増えたためである。8月までは、検索サイトからのアクセスは月15件くらいで推移していたのが、9月に21件と少し増え、10月には38件と急増し、11月も38件をキープし、今月はついに50件を超えてしまった。

10月、11月に急増したのは「個人金融資産」を取り上げた9月の記事に累計40件もアクセスがあったためである。金融危機により、関心が高いテーマであったのだろう。

ところが、今月は金融資産についてのアクセスは4件にすぎず、様々な言葉でのヒットになっている。1件のものが多くなり、42のフレーズが登場している、傾向が明らかに変化してきている。

今月の傾向変化は、Google効果であると思う。今年の春ごろまではGoogle50:Yahoo45でその他5という割合だったのだが、下期はGoogleが85%以上を占めている。検索ワードを追跡するとGoogleではトップページにランクされるものが多く、「個人金融資産」は3番目にまで入っている。

ところがYahooで個人金融資産を検索すると、ベスト100までにも入ってこない。他の言葉でも似たり寄ったりである。多分Googleではほぼ毎日更新していることと、ストックの多さが上位にランクされる条件になっていると思う。

間もなくこのブログは600本になる。来年末には900本を超えているだろうから、「ストック」の増大が検索でのヒット数の増加につながると思う。

来年のこのブログの目標として、月間の検索ヒット数100件をあげたい。そのためには、取り上げるテーマが重要であり、“感度”をいっそう磨き上げたいものだ。
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いよいよ30日で、今年も後わずかとなった。公私共に最悪の1年であり、今が底だと思いたいのだが、まだ深い谷底目指して来年も這いずり回らなければならないのだろうか。原稿が書き上げることができれば、底を脱出できると思う。

執筆の邪魔になるのが、スポーツ番組である。昨日の天皇杯準決勝は久し振りに見応えがある2試合であった。天皇杯の優勝チームにはACLの出場権が与えられる。この2年間日本チームがアジアチャンピオンになっているだけに、Jリーグで3位以内には入れなかったチームが最後の切符をかけて、モチベーションが高いことも試合が緊迫した要因だろう。

特にガンバは今年のACLを制しながら、Jリーグでは8位と低迷しただけに、なんとしても天皇杯を取るという執念が感じられた。クラブW杯でも3試合し、25日にも準々決勝を戦うなど、非常にタイトな日程で、満身創痍の状況での闘いである。

前半の終盤から足が止まり、一方的に攻め立てられながら、なんとか延長戦に持ち込み、マリノスの足が止まったことや、退場者が出たことで1点をようやくもぎとり、勝利した。西野監督が「ロッカールームは野戦病院のようだ」と形容していたように、最悪のコンディションにもかかわらず決勝進出したのは、アジアチャンピオンのプライドだろう。

昨日の試合で遠藤に替わって途中出場した倉田や、決勝点をあげた山崎など若い選手の活躍が目立った。若手を育成するということではJリーグナンバー1だろう。控え選手の層の厚さが連戦に耐えられた秘訣だと思う。フロントの手腕も褒められてよいと思う。

元旦の決勝は西野監督の古巣であるレイソルとの対決である。実業団の駅伝は今一面白くないので、スタジアムで生観戦しようと思う。もちろんガンバを応援する。切符は手に入るだろうか?

昨日の有馬記念は、牝馬のダイワスカーレットが圧倒的な強さを見せ付けて快勝した。牝馬の有馬記念制覇はトウメイは勝った1972年以来のことである。この時は有馬記念当日に馬インフルエンザが発生し、有力馬が次々に取り消して、6等立ての寂しいレースだったことを記憶している。

トウメイは小柄な牝馬だったがその秋の天皇賞も勝ち、有馬記念も実力勝ちだと思うのだが、インフルエンザ騒動の陰に隠れてやや評価が低くなったのは残念である。私が期待していたドリームジャーニーは僅差の4着であり、自粛したのが正解だったようである。

1月4日には金杯がある。天気がよければ中山競馬場に出かけてみようと思う。ただし、金杯とは相性が悪く40年で1度しか的中した記憶がないのだが…

今朝の日経に内閣支持率の調査結果が出ている。内閣支持率は21%で、不支持が3倍以上の73%にもなっている。完全に政権末期の様相を示してきたようだ。

3面の「きょうのことば」の欄に、支持率がはじめて30%を切った時期と退陣時期のデータが示されている。政権によって差があり、橋本内閣では翌月に、安倍内閣も2ヵ月後に退陣しているが、宮沢内閣では17ヶ月もの間居座っている。

森内閣は17%とつるべ落としのような急降下にもかかわらず、その後10ヶ月もとどまっており、居座り型の内閣といえる。宮沢内閣はバブル崩壊後の対処が上手く出来ず、森内閣ではデフレの芽を生んでしまったということで、居座りがいい事を生み出したことがないと思う。

唯一の例外は小渕内閣で、25%の低支持率から盛り返し、40%を超える水準にまでなった例がある。麻生首相も小渕的回復を狙っているのだろうか。

程度の悪さとしては、「後見人」を自負している森内閣と同じレベルだと思うのだが。
この数日寒い朝が続いている。今朝の最低気温はついに1度台にまで落ちたのだが、まだ“例の症状”は表れておらず、私的にはまだまだ寒いといえるものにはなっていない。

例の症状とは、朝目覚めた時に、鼻の下のヒゲがうっすらと湿ることである。はじめてこの症状に気が付いたのはキャンプに出かけた時である。最初は鼻水かと勘違いしてあわてたが、鼻詰まりの症状もなく不可解であった。

何度か底冷えのするキャンプで同じ症状が表れ、寝息がヒゲにたまり冷やされて湿り気を帯びるということに気が付いた。寒いためである。それ以来寒さのバロメーターになっているのだが、自宅で体験したのは数度であり、今世紀に入ってからは一度もないような気がする。温暖化のせいだろう。

不景気が蔓延しており、私の仕事もかなり減少した(怠けているせいだという外野の声もあるのだが…)。こんな環境の中で意外に健闘しているのがJRAの売上である。

今朝の日経の記事によると、昨日と今日の2日間で1018億円を売り上げるとと昨年並みの売上を維持できるそうである。昨年の2日間の売上は923億円であり、達成はやや難しいと思われるが、ほぼ昨年並みの売上を維持できるというのは大健闘といえるだろう。

特筆できるのは、上期はかなり売上を減らしたのだが、下期になって盛り返して昨年並みまで回復させたことである。自動車販売台数が10月以降大きく落ち込むなど、リーマンショック以降消費が節約志向を強める中で売上を伸ばしているのである。

天皇賞の2センチ差の接戦など、面白いレースが多かったのも事実なのだが、高齢者が支えている側面もある。競馬に限らず、競輪や競艇などの公営ギャンブルは、今や高齢者の娯楽になっていると思う。

50代以上の観客が50%を大きく超えているのではないだろうか。先日仕事で訪れた四国の競艇場では目の子で80%を超えていたように見受けられた。

いずれの公営ギャンブルも、最盛期から比較すると5~7割まで売上は落ち込んでいるが、この所は微減で推移しており、歯止めがかかったように思われる。

若者が離れていったために大きく落ち込んだが、中高年が根強く支えているために、安定期に入ったのではないだろうか。高齢化時代の市場動向の一つのモデルのような気がする。かねてから私が注目している観光産業も、このモデルにあてはまると思う。

今日の有馬記念だが、今月の入金が30日であるために、昨年同様自粛せざるを得ない。昨年はこのブログでマツリダゴッホを予想し、逃がした魚の大きさを実感したのだが、今年の私の予想はドリームジャーニーである…

アメダスで見ると、6時の気温が3度である。天気予報では最高気温が5度とのことで、風も強く寒い年の瀬の1日となりそうである。

今朝の日経に、07年の日本の国民1人あたりGDPは前年より一つ順位を下げ、世界で19番目になったと報じられている。10年前は世界一だったから、この10年で大きく順位を下げたことになる。

この間日本はデフレであったが、欧米では緩やかなインフレが続き、ユーロ高も加わって、あっという間の転落である。

上位を見ると、トップのルクセンブルグ、ノルウェー、アイスランド、アイルランド、スイスが上位でいずれも人口1千万人に満たないヨーロッパの小国である。アイスランドのように金融危機で国家が破綻したような国も、07年には輝かしい年であったのである。

金融バブルによる上げ底が外れた09年には、この順位は大きく変わることになると思う。各国はこれから深刻なデフレに見舞われ、名目GDPは下落するだろうし、円高も当分続くだろうから、日本の順位はベスト10に入ることは間違いないだろう。

自転車のロードレースで、後方をゆっくりしたペースで走っていたところ、先頭集団で転倒事故が起こり、上位のペースが落ちたために、自然に上位に位置するようになったようなものだ。

レースならば、ここで一気にペースアップし、トップに出る作戦が考えられる。トップに立つことによって自分でペースを作ることが出来、その後の駆け引きが有利になるためである。

ペースアップするための決め手は円高である。円高をどう活用するかが、国(政治家)や企業に問われることになると思う。21世紀は長期的な視点で見れば、「アジアの時代」であり、アジアに円高の恩恵をいかに配分するかがキーではないだろうか。


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