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田中のヤンキース入りが決まった。7年契約で、総額160億円という途方もない金額になったとのことで、“寄付”がどれくらいの金額になるのか気になるところだ。

外国人選手の中にぽつんと一人いるのではなく、ヤンキースには黒田とイチローが在籍しており、イチローはこのまま残留するのかは未定のようだが、先輩である黒田とのコミュニケーションが取れるのは心強いことだろう。

昨年大活躍したレッドソックスの上原は、ブルペンで常に田沢と会話できたことが要因の一つとしてあげており、日本語が通じるのが成功の秘訣だったのだろう。

サッカーの世界ではだいぶ異なり、本田は先日ミランの入団会見では英語で話していたし、インテルの長友はイタリア語が堪能で、ザッケローニともイタリア語で話している姿を見かけたことがある。

川島にいたっては、5ヶ国語を操るようで、守備の指示を最後方から出す役目のキーパーにとって、多国籍軍のヨーロッパで活躍するには語学力が不可欠のようだ。

90年代にスキーの複合競技で日本チームが世界を席巻したことがあるが、その時に驚いたことはメンバーが英語で外国のメディアに対応していたことだ。言葉に不安がないことが、海外を転戦する彼等にとって成功の要因だったように思う。

10年ほど前のサッカーのアジア選手権で、ヨルダンとのPK戦で2点リードされた時に、キャプテンの宮本が審判に交渉をし、PK戦の場所を移動させて奇跡的な逆転勝ちをしたことがある。これも、宮本の語学力がモノを言ったのだろう。

スポーツの分野でも世界で戦うためには語学力が不可欠であり、田中の場合はどうなのだろうか。

オリンピックの招致活動で味を占めたのか、昨日行われたダボスの経済フォーラムで、安倍首相も“堂々と”英語での講演を行っていた。この人も世界で通用するのだろうか?少なくとも階段を一つ登っているように見たいのだが…

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昨日は日中好天で、この冬一番寒かった一昨日よりもましになり、日中にはエアコンのスイッチを切ることができた。しかし、日が暮れてからは日中に暖かくなった反動からか、寒さを一段と感じるようになり、とうとうビールに手を出すことはなかった。今年になって2回目の事だ。

昨日のニュースで目を引いたのは、ビールの出荷量が9年連続で低下したというニュースである。第三のビールは伸びたが、“本物のビール”の減少が大きく、ビール系飲料トータルとしてはマイナスという結果になったようである。

今年になって昨日で2日目の、ビールを飲まない日になったのだが、今年1年で360日はビールを飲む日があると思う。ほぼ年中無休であるのだが、最近は350の缶ビールを一本飲むと、日本酒や焼酎に“移行”となるし、外で飲む時も中ジョッキ一杯だけなので、量としては減っていると思う。

私が酒好きになったのは、親父のDNAを引き継いだのだと思う。親父は「酒屋の三男坊」なのに対して、おふくろはあんパンが売り物の「パン屋の長女」であり、全くの下戸であった。“優性遺伝”が何であるかがよくわかる配合だ。

親父の晩年に同居していたが、ウイスキーを7本、日本酒3本を親父のために毎月酒屋から配達してもらっていた。ビールを口にすることはほとんどなく、一度聞いて見たことがあるが、「ビールは腹が膨れる」というのがその時の答えだった。

同居を始めたころの親父の年齢に今年はなる。そろそろビールには全く口をつけない日が近づいているのかもしれない。ビールの出荷量が9年連続で減り続けているのは、消費者のし好の多様性ではなく、高齢化によるところの方が大きいのではないだろうか。


今日はこの冬一番の寒さで、予報では雪がちらつき最高気温が5度となっている。昨日、電気料金の請求書が届いたが、昨年に比べて1日あたり14%少ないとの記載があった。このところ随分寒いと思っていたが、去年の方が寒かったということなのだろうか。それともこまめに照明やエアコンのスイッチを入れたり、切ったりしたことの効果なのだろうか。

寒さの中で、年寄りたちの熱い戦いが始まりそうだ。昨日、元首相二人が会談し、76歳の先輩首相が出馬することになった。都知事選挙は“後出し”が勝利の鉄則ということにならったのか、真打ち登場のような出馬宣言だ。

元首相達は“脱原発”を抱えての出馬だが、早速、主筆(よくわからない言葉だが)が政府の「情報保全諮問会議」の座長に就任したばかりの「御用新聞」では、「シングルイシュー狙う」という見出しの記事を掲載している。
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20140115-OYT1T00235.htm?from=main1

日経新聞でも、「原発だけが争点か」という見出しの批判的記事を掲げており、国政の問題を地方の首長選挙に持ち込むことに疑問を投げかけているようだ。

体制擁護派で、原発の再稼働を目指すメディアとしては当然のような論調なのだが、私は“脱原発”というのは単なるシングルイシューではなく、私たちの暮らし方を根本的に変えるかどうかを突きつけるものであると思う。

人々の生き方を考えるというのは、政治の最大課題であるはずであり、経済政策の根幹にもなるものであると思う。安保や外交よりももっと重いものではないだろうか。

昨年フィリピンに出かけた時に、フィリピンの観光ガイドを読んだのだが、昔はマレー半島と地続きだったという記事があった。知人に貸したので手元にないので確かめられないのだが、1万7千年前という数字がおぼろげな記憶として残っている。

格廃棄物が無害化するまでに10万年と言われているが、その1/5の期間でフィリピンが大陸から分離してしまっているのである。10万年後に日本列島の形が今と同じような姿を保っているとは到底思えないので、これ以上後世に危険を押し付けるわけにはいかないと思う。

生き方・暮らし方を変えるというのは一種の改善活動である。改善活動では、いきなり大きな風呂敷を広げるよりも、小さく始めるというのが改善の鉄則であり、コツコツと結果を出しながら徐々に広げるという考え方である。エネルギー面でも、この鉄則に従って、エコタウンという“小さな活動”があちこち始まっている。

一方で、改善には大きなエネルギーを必要とするものであり、財政や人材が豊富なことも条件となる。こちらを重視するならば、首都東京から始めるというのもあるような気がする。

76歳の御老体にそのエネルギーがあるとは思えないのだが、道筋は造ることはできると思う。千葉県民なので選挙権はないのだが、二人の元首相を応援したいと思う。

“脱原発”は、シングルイシューではないと思う。


お酒は何でも飲む私だが、最近ウイスキーはそれほど飲むことはなく、夜中に目が覚めた時に眠り薬として飲む程度だから、年間3~4本程度である。

それでも20代の若いころはウイスキーをロックでよく飲んでいた。今ではまず利用することはないが、当時は「スナック」や「バー」に良く出入りしており、そこでのメインはオンザ・ロックであった。

学生時代は、ストレート一本やりだったが、社会人になって少し自重して氷を入れるようにしたのである。上司に銀座のバーに連れて行ってもらった時に、私のロックで飲む姿に「お前は品がない」と言われたことがある。当時、サントリーが「水割り文化」を盛んにPRしていた時代で、水割りが主流になっていたころのことだ。酒を水で割ることの方が品がないと思っていた私は、下品と蔑まされようが、水割りを口にすることはなかった。

子どもの頃よく見た「ローハイド」や「ララミー牧場」で、カウボーイが、バーでウイスキーを顔をしかめながらストレートで飲むシーンが、刷り込まれていたのかもしれない。

30代に入ったころから、ウイスキーを飲むことはほとんどなくなってしまった。食事が完全に和食党になったこと、日本酒の美味さに目覚めたこと(20代のころは悪酔いしたことが何度もあってほとんど口にすることはなかった)、乙類焼酎が出回り始めたことなどである。

酒のディスカウンターが出現したことが、大きな理由である。小さな酒屋では、地酒や焼酎の品ぞろえができず、日本盛や月桂冠などの大手メーカーや甲類焼酎しか置いていなかったのに、売り場の大きなディスカウンターでは、地酒(乙類焼酎もそのたぐいだ)の品ぞろえが豊富で、あれこれ試しているうちにその虜になってしまったためだ。

最近外食をする時も、ほとんど居酒屋利用で、バーやスナックにはこの10年言った記憶がない。私の中ではウイスキーのシェアが大きく低下している中で、今朝の一面トップにあるサントリーがジムビームを買収するという記事には驚いた。

買収そのものではなく、その金額である。年間3~4本しかウイスキーを買わないのだが、ジムビームは2年に1回くらいの割合で、買っている。そこそこの有名ブランドなのだが、年商は25億ドルとのことである。

その会社を160億ドルという金額で買収するという報道なので、年商の6倍以上の金額で買収するというのは咄嗟には理解できなかった。

回収期間が長すぎるように思うのだが、ウイスキーは熟成させればさせるほど美味しくなるもので、投資・回収についてもビンテージの感覚があるのだろうか。

寒い日が続くが、ウインタースポーツの熱戦をテレビ観戦し、昨日は三連休の中日なのに一日外に散歩に出ることもなく、巣籠りの冬眠状態になってしまった。

手始めは早朝6時半からNFLの、シーホークスとセインツの試合からだった。NFLの放映はほとんどが録画放映なのだが、昨日の試合は珍しくLIVE中継だったので、興趣が一段と増すために早起きをすることにした。

シーホークスは今シーズン勝率No.1のチームで、2年目のQBラッセル・ウイリアムズの活躍が見所だった。QBというのは、パスをする時の視界を確保するためか190センチ以上の長身選手が主流だが、彼は180センチで32チームの中で最も背の低いQBである。

そんな小さな選手が通用するのは、類いまれな運動能力にあり、その証明として昨年の秋に、ダルビッシュの居るレンジャーズと投手として3A契約をしたそうだ。昨日の試合でも、QBサックを狙うセインツのディフェンスを牛若丸と弁慶の五条の大橋のように(見たことはないのだが)するするとかわし、一度も捕まることはなかった。鬼ごっこのW杯があれば、間違いなく代表入りしそうなアスリートだ。

スーパーボウルでのゲームをぜひ観戦したいものだ。

10時前にフットボールは終わり、今度は12時半からの全国女子駅伝だ。都道府県別対抗戦であり、高校生や中学生も出場するため、2020年の東京オリンピックの代表候補を見つける楽しみがある。コンディションが良かったこともあるが、中学生や高校生の区間では好タイムが多かったように思う。昨日の出場選手の中に、東京オリンピックで日の丸をつけているのが何人かは居そうだ。

次は、夕方の相撲観戦だった。今場所は稀勢の里の綱取りが話題になっており、そのためか懸賞も白鵬の取り組みで40本(だったと思う)、稀勢の里でも23本とふだんの場所の2倍もかかっており、盛り上がりを見せていたが、昨日の一番で綱取りは半分消滅してしまい、今日から見る気はしなくなってしまった。

スポーツ三昧の最後は、ACミランの試合だった。古豪チームが今シーズン振るわず、本田が加入してどのように変わるかが注目され、4時45分のキックオフに間にあうように起床した。

相手は今シーズン初めてセリエAに昇格したチームで、4連敗と5連敗したため早くも残留に黄色の信号が灯っているチームだった。試合開始9分と13分にミランが得点し、余裕のある場面で本田が投入されるのかという期待で見ていた。

ところが、前半の内に3点を取られ、後半にも1点を追加され(名前を忘れたが19歳の選手に4点もとられていた)、目を覆いたくなるようなゲーム展開になってしまった。本田が後半20分に入ってから流れは明らかに変わり4-3になったがそこまでで、ショックの大きい負け方だったように思う。

気になるのは、ACミランだけでなく、長友のインテルや、香川のマンチェスターUなど日本選手の加入した“銘柄チーム”がいずれも今季不振に陥っていることだ。

日本人選手がビッグ・クラブに入りレギュラーとして活躍することは喜ばしいことなのだが、これらのチームは数年前(マンUは去年は優勝)までの常勝チームとしての面影は全くなくなっている。日本人選手がレギュラーに加われるほど弱体化したとみることもできそうで、手放しで喜んでもいられないような気がする。

今朝の試合でも、本田が入ってからの流れは明らかに変わっており、本田が目立つというのはうがった見方をすると、選手のレベルが低下しているためで、複雑な気分をかかえてスポーツ観戦三昧を終えることになってしまった。



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