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3月並みの陽気が続いており、“冬眠”から目覚めて外歩きをする機会が多くなった。一昨日は5キロ、昨日は10キロと歩く距離を伸ばし、今日も雨が降り出す前に5キロコースにチャレンジするつもりだ。

朝ドラは、私にとってあたりはずれがあり、今放映中のものは、あたりになっているようで毎朝欠かさず観ている。船場言葉の会話が懐かしい事と、子どもの頃の風景が想い出されるのが私のお気に入りの理由である。

現在ドラマでは昭和15年ごろに差し掛かっているが、私の物心つき始めた昭和30年ごろとあまり変わっていないような気がしている。ヒロインが買い物に出かける市場の風景や、割烹着を身にまとい買い物かごを持って市場を歩く姿は、当時当たり前のように見ていたように思う。

今ではあまり見かけないスタイルなのだが、今朝のニュースを観ていて驚いた。STAP細胞による万能細胞の作成を、マウスを使った実験で成功したというものだ。

遺伝子操作をする必要がないため、iPS細胞よりも簡単に万能細胞が造ることができるということで、画期的な手法ということらしい。

中身について驚いたのではなく、研究を行った研究リーダーのスタイルである。若くてチャーミングな女性研究リーダーなのだが、研究着として割烹着をまとっているのである。

最先端の研究分野を行っている女性が、今やほとんど見かけることのなくなった割烹着姿でさっそうと動いている様は、新鮮なもののように私には映った。

旧いものを見直すということはよくあることだが、割烹着も“クールジャパン”として海外に売り出せるのではないだろうか。チャーミングな人は何を着ても似合うのだろうが…
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昨日から国会の代表質問が始まった。代表質問はあまり観ることはないのだが、昨日テレビをつけたら維新の代表質問が行われていた。その中で「IR法案の審議促進」という言葉が出てきた。

IRというと、企業の株主への情報開示の事だと思っていたので、今更法制化するというのはどういうことか訝しく思っていたが、そのうちカジノ設置の話も飛び出したのでわけがわからなくなってしまった。

調べてみると、IRとはInvestar Relationsだけでなく、Integrated Resort(統合型リゾート)というのもあり、昨日国会で取り上げられていたのは後者の方である。

昨日の日経の首都圏版に、「カジノ誘致へ人工浮嶋案」という見出しの記事があったことを想い出した。幕張新都心の1~2キロ沖合にメガフロートを設置し、カジノだけでなく、劇場やホテル、ショッピングセンターなどを設けるというもので、総事業費は6~7千億円で、整備主体は火事の運営企業などからなる企業連合で、3万人の雇用を生み出すという記事である。

カジノを合法化したい連中が、カジノ単独だと批判を浴びるので、統合型リゾートというお化粧をして、観光の目玉になるという大義名分を打ち出したものだと思う。

積極的なのは、施設を立てる建設業界や、機器販売・運営を担うパチンコ業界の連中なのだろう(それと“超党派”の国会議員も入るか)。私は、競馬は40年来の趣味だし、パチンコも暇な時には行く(地方出張した時に時間があると、スーパーとパチンコ屋は覗くことにしている)ので、賭けごとは嫌いではないのだが、観光の目玉としてのカジノには反対だ。

観光とは風物を観ることと、人とのふれあい(「おもてなし」を楽しむ)、食を楽しむことにあり、カジノは余計なものであると思うからだ。

7千億もかけて人工浮嶋を作ってもペィするというのは、よほど旨味のある事業なのだろう。いかがわしい事業計画だと言わざるを得ない。観光産業は今や数少ない輸出産業であるのだが、カジノに頼らない“地力勝負”で育成を図ってほしいものだ。

みんなの党の渡辺代表は、政府との政策協議で自民党を介さず、首相と1対1で競技をするという方針を打ち出した。党名を「私の党」に改称するつもりなのだろうか。これで、1993回目の投稿になる。



日曜の午前中はポカポカ陽気だったが、午後から風向きが変わり一気に寒くなりそのまま昨日は寒く、おかげで一日引きこもったままであった。今日は再びポカポカ陽気になるようで、日ごとの寒暖の差が激しい。「三寒四温」という言葉があるが、気温の変動が大きいというのは、春の訪れが近いと好意的に解釈したい。

気温の変動も耐え難いのだが、景気の変動も大きくなるとダメージは相当大きくなる。昨日発表された白物家電の販売額を見るとその感を強くせざるを得ない。

白物家電全体では4.3%増であり、特にエアコンは過去最高の出荷台数で8.2%増となり、冷蔵庫や洗濯機も各々6.4%、2.3%の増加であり、家電メーカーはウハウハだろう。

増加したうちのほとんどが駆け込み需要だと思う。それも、単品の駆け込みではなく、住宅を取得した人の関連重要ではないだろうか。エアコンが普及し始めた頃は、一家に一台だったものが、今では部屋に一台が当たり前である。

3LDKのマンションでは4台のエアコンが付くことになる。3商品の中で、エアコンの増加率が抜けているのは、新築住宅によるものであることの証明である。住宅の新築というのはもちろん駆け込み需要である。

昨日発表された白物家電の出荷額は去年のものであるから、半年以上前から既に大きな数字になっていたことが分かる。しかも、駆け込みのピークはこの3カ月に来るのだから、4月以降に大きな反動が来るのは間違いないだろう。

第二四半期の落ち込みは織り込み済みで、第三四半期には元に戻るという予測がなされているのだが、「山高ければ谷深し」という言葉があるように、駆け込みが半年以上もかかって起こったと考えるなら、落ち込みも相当長くなるのではないだろうか。

昨日発表されたもう一つの経済指標は、貿易収支である。貿易赤字が過去最大の11兆円になったことが大きく報じられ、元凶として燃料費の増大が指摘されているようだが、これは原発再稼働促進派の論調だ。

元凶は、「円安にもかかわらず輸出が減った」事にあると思う。過度な円高を是正するという政策をとったのに、競争力が回復したのは自動車と観光産業だけであり、多くの産業では円安のメリットを享受できなかったのである。

最初に触れた白物家電も、半分以上は日本メーカーの海外工場での生産であり、駆け込み需要は貿易収支を悪化させるだけになってしまっているのである。

今年の春闘で賃金アップはするのだろうが、それ以上に物価は上がりそうな気配がある。消費者にとって、「デフレの方が良かった」ということにならなければよいのだが。

これで1992回目の投稿になる。2000回までのカウントダウンが始まったのだが、2000回を何時達成できるのだろうか。
BSの海外ニュースを見ていると、イギリスのBBCは世界経済フォーラムについて、「この会議に参加しているメンバーにとっては、世界経済は極めて順調のようだが、この人たち以外の人々にはあまり恵まれているとは言い難いようです」という趣旨のコメントがあった。

一昔前には“賢人会議”というとんでもない言葉で呼ばれていたこともある経済フォーラムなのだが、BBCのコメントには大きくうなずいてしまった。胡散臭いものには辛口のコメントをするという、メディアの本分をわきまえた態度だと思う。

日本のメディアで報じられているのは、安倍首相が英語で講演をした事くらいであり、彼我の差を感じさせられる出来事だった。

先日発表された昨年のスーパーの売上高は17年連続のマイナスだったが、株高の資産効果の恩恵を受けた百貨店の売り上げは、低迷を脱してプラスになっており、小売業界の両雄は明暗を分ける形となっている。日本でもBBCのコメントがピッタリあてはまる状況になっているようで、安倍内閣の政策がどこを向いているのかはっきりしたように思う。

レーガン、サッチャーによって種をまかれた「金融資本主義」は、一握りのエリートたちだけに恩恵がある制度であり、貧富の格差は国内だけでなく、国同士の格差にも顕著であり、ウクライナやタイでの暴動騒ぎもこれが根本的な原因ではないだろうか。

週末のニューヨーク市場では、新興国の為替安ということで大きく値が下がっており、来週月曜の東京市場はどれだけ株価は落ちるのだろうか。きな臭いにおいがするのだが…

今日は「サクラの咲く頃」、明日は「サクラが満開の頃」というありがたい天気予報が出ている。しかし、月曜には再び真冬に戻るということで、油断は禁物だ。

稀勢の里の綱取りが消滅して、NHKの大相撲中継もかなりトーンダウンしたようだが、今度は新鋭でまだ髷が結えない“ザンバラ髪”の遠藤に注目を集めて放送しようとしているようだ。昨日は、大関との対戦でかなり盛り上げようとしていたが、番付の違いを見せつけた大関の圧勝だった。

これでまた興味が半減したかのように思えるのだが、十両や幕内下位の力士に熱戦が多く、星一つの差とはいえ、白鵬断然の上位力士の取り組みよりも私には面白く感じている。

私のお気に入りは、若手では千代鳳と枡の山で、この二人は今年中に上位に定着すると予想している。今場所もう一人楽しみにしている力士は、6年ぶりに幕内に復帰した里山だ。

32歳とすでに若手とは言えない年齢で、体重も幕内最軽量なのだが、小兵ならではの何をやるかわからない相撲っぷリが魅力的であり、昨日はとうとう“一本背負い”で勝ち星を挙げてしまった。

柔道のようにきれいに決まったわけではないのだが、観衆を喜ばせる大技だった。昨日の勝ち星で7勝5敗となって勝ち越しまで後1勝になったのだが、勝ち越せば8勝7敗でも技能賞をやりたいほどの、今場所の活躍だったと思う。

会社勤めをしていたころは相撲中継を見ることはほとんど出来なかったが、仕事が暇になった最近は観ることが多くなった。野球中継も、日本のプロ野球はあまり観ないが、メジャーの中継は観ることが多い。これも、午前中に中継が行われているが、暇を持て余しているからである。

相撲中継やメジャーの中継の主要ターゲットは65歳以上の高齢者ということか。これがわかったからと言って、何か特別なマーケティングの種になるわけではないのだが。

ところで、一本背負いは去年もあったそうである(これは仕事で見ていなかったが)。この時も一本背負いを喰らったのが栃の若であり、珍しい技を2度も決められるというのは、一本背負いをしたくなるような体質があるのだろうか。

今場所は取り組み中にまわしがほどける“事故”が2度あったが、対戦相手はいずれも時天空だった。これも偶然なのだろうか?


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