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昨日は武蔵小金井まで出かけた。矢部に続いて初めて降りる駅である。東西線に乗ると三鷹まで直通運転があり、ほぼ一本道であるのだが、1時間少しかかる。各駅停車の1時間の移動は少しくたびれる。

武蔵小金井の駅は現在改装工事がされており、自動改札機の数も少ないこともあって、駅を出るまでが大渋滞ということになった。横浜線は大学生中心だったが、こちらは4時過ぎという時間帯もあってか、高校生の姿が目に付いた。

ところが街中を入って少し過ぎると、人の姿がほとんど目につかなくなったのである。理由は“畦道道路”のためだと思う。田畑を大規模開発ではなく、虫食い状態で住宅開発されると、道路は畦道に沿って作られるために、細い道路が何本も生まれることになる。

そのため人通りが分散し、賑わいが生まれにくい構造になってしまうのである。世田谷や練馬などでよく見られる光景であり、現在住んでいる行徳駅の北側部分もほぼ同じ構造である。

バス路線のある幹線道路も狭く、しかも畦道道路が何本も横切っているため信号が多く、常に渋滞してるようである。訪問先からはタクシーを進められたのでタクシーを利用すると、畦道をすいすい走り抜けて渋滞にはまることなく辿りつくことができた。

郊外の駅では客待ちタクシーが暇をつぶしているのをよく見かけるが、この駅前のタクシーの稼働率は高いのではないだろうか。畦道道路とタクシーの稼働率の法則だ。
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今週は4日連続して遠出しなければならない。昨日は横浜線の矢部、今日は武蔵小金井、明日は保土ヶ谷、仕上げの明後日は上越新幹線の浦佐まで距離が延びる。
いずれも片道1時間半から2時間のコースであり、新書が4冊は読める事になる。

初日の昨日は東神奈川で横浜線に乗り換えた。東神奈川は、20代前半に包装資材の製造メーカーの物流倉庫のプロジェクトで、2カ月ほど通った思い出のあるところだ。しかし横浜線に乗ったことはなかった。

横浜線の沿線には何度も仕事で出かけたことがある。記憶しているだけでも、新横浜、菊名、長津田、町田、橋本、八王子の7駅ある。しかし、一度も横浜線には乗らず、東京から放射状に伸びている鉄道を利用してのものだった。

というわけで、読書はせずに沿線と乗客観察で時間を過ごすことにした。沿線を見ると住宅と工場が多い地域であるが、乗客は大学生が多いという不思議な光景だった。矢部の手前の淵野辺で沢山降りたが、4つか5つ大学があるとのこと。

それ以外の駅でも乗り降りが多く、横浜線沿線の大学密度は相当なものだと思う。鉄道会社にとって、大学が多く立地するのは好都合だろう。都心方向の通勤・通学だと片道輸送になるが、大学があると往復輸送になると思う。

暇な時に(忙しい時があるのかという声も聞こえそうだが)、大学と鉄道の関係について調べてみるか。


この間中国を訪れた時に、最も興味を引いたのは「公益の旅」という言葉だった。広州のハンセン病快復者のサポートをしているNGOが実施しているものである。

中国のハンセン病対策も、発見・治療の段階から、快復者の社会復帰が中心になっている。しかし、高齢者では身体の機能の喪失(手や足が変形し、義足や義肢が必要になる)もあり、“ハンセン病村”と呼ばれる施設で、政府からの生活費の支給を得て、自立した生活を送るようになっている。

NGOでは義肢の提供をしたり(3~4年しかもたないそうである)、特殊な靴(指がなくなったり変形している)を調整している。

NGOに同行してそのようなムラの一つを訪れたが、まさに熱烈歓迎をうけて驚いた。ひっそりと暮らす彼等にとって、人との出会いが最大の御馳走ということなのだろう。

公益の旅とは、社会に普通に暮らす人がハンセン病村を訪問することで、ボランティア意識を芽生えさせることと同時に、人とのふれあいという最高の御馳走を提供するものになっている。

中国のハンセン病患者は、気候の関係からか四川省を中心にした南西部に集中し、北部にはほとんどいないとされている。公益の旅では、四川省の観光に訪れた人のオプショナル・ツアーとして、一日をハンセン病村訪問にあてるというシステムである。

以前日本の観光について調べたことがあるが、一昔前は企業の招待や社員旅行など団体旅行中心だったものが、家族・個人の旅行に大きく変化し、個人を対象に映画のロケ地を訪れるフィルムツアーや、モノづくりの現場を訪ねる産業ツアーなど、テーマ性を持つものが増えてきている。このバリエーションの一つとして、公益の旅というものが考えられ、会社を辞めて地域おこしにかかわりたいとしている、Tさんにも早速このアイデアの話をしてみた。

昨夜のNHKのニュースでは、震災の被災地を実際に見てもらおうという、被災地ツアーの模様が紹介されていた。まさに公益の旅である。現場を見ることで、見る目が変わるものであり、観光の本質である“見聞を広める”にもピッタリ合うと思う。旅行業界にとって新しいメニューとして定着するのではないだろうか。


ラグビーのW杯をようやくライブでみることができた。これまでグリーンチャンネルをスカパー光を利用して見ていたのだが、今月から始まったBS放送とは映像の美しさが断然違い、試聴期間が過ぎたのでスカパーE2に切り替えることにした。

コールセンターに電話したところ、どういうメカニズムになっているのかよくわからないが、テレビ画面を設定画面に合わせると、CS放送は2分ほどで、BS放送も1時間ほどで視聴可能になった。

他のチャンネルも新たに16日間試聴でき、ようやくW杯を見ることができるようになったわけだ。これに気がついたのは土曜の夜、フランスとウエールズの9-8の試合のノーサイド直前の場面からだった。

ウエールズは前半に危険なタックルで1人退場になりながら、接戦に持ち込み、トライを奪いながらPK3本のフランスに惜敗したのだが、後世に語り継がれるゲームをほんの数分間だけ味わうことができたのだ。

昨夜は、ニュージーランドとオーストラリアの対決であり、国歌斉唱の場面から見る事が出来た。試合はニュージーランドが開始直後から押し込み、5分でトライを奪い終始圧倒する内容だった。

この試合を見て感じたのは、ラグビーというのはアングロサクソンのスポーツだということだ。勇敢さというか、向う見ずさというか怪我を恐れずに立ち向かうのは、彼ら特有のDNAにあると思う。和をもって尊しとなす民族には向いていないようだ。このような試合を見ると、日本人同士で行われるのは別のスポーツのような気がするほどだ。

オールブラックスの試合前の儀式(ハカと言ったように記憶するが)は、先住民の戦の前の儀式からきたものだが、相手を威嚇する形相は凄いものがあり、気の弱い選手なら逃げ出したくなるような光景だ。これを見せられたから、なおさらそう感じるのかもしれない。

この儀式を、数年前に秩父宮でオールブラックス・ジュニアの試合で、生で観た。遠い昔に、カンタベリー大学が西京極で行ったのも見たような気がする。これまで見たものはもっと穏やかに思えたのだが、昨夜のそれは少しバージョンが違うもので、さらにハイビジョンで鮮明に表情が映し出されるため、恐ろしさが感じられるものだった。

試聴期間は16日間あるので、来週の決勝も見ることができる。もう一度ハカの儀式を楽しみたいものだ。


夜中にミニ台風が通過したようで、少し開けていた窓から雨が吹き込み、ひどい目にあってしまった。普段は室内に雨が入ることはほとんどないので油断していたが、昨夜は南風が強かったということだ。

今日はこの南風が残り、最高気温が29度になるとの予報が出ている。今月の電気料金の請求書を見ると、前年よりも14%減になっているのに、今日は日中除湿でエアコンに働いてもらわなくてはならないかもしれない。

今日の朝刊から日経では、「日曜に考える」という新しい紙面が登場した。4ページにまたがり、中国経済、アップルのジョブズ革命、ソニーの凋落などが取り上げられている。

早速中国の経済成長について考えてみた。中国経済は輸出によりけん引され、欧州の危機による打撃や、インフレの進展により減速していくという見方が大勢を占めている。

しかし、私の見方は少し違う。この間訪れた南京や広州の光景は、人々は活気にあふれ、騒々しい様は日本の昭和30年代をほうふつさせるものだった。道路も渋滞が続いていたが、ポンコツの姿は見かけず、新しい車で渋滞していた。何より驚いたのは、高速道路の料金所にETCが導入されていたことだ。

ことほどさように、旺盛な消費意欲が見て取れた。日本の人口の10倍が、生活水準向上のために動き始めたのだから、輸出の低迷による影響を吹き飛ばすような力が働くと思われる。インフレの懸念があるが、日本でも昭和40年代に「物価の美濃部」のキャッチフレーズで都知事が誕生したように、成長期に一度はかかる病気のようなものだ。

中国のインフレは、デフレに悩む日本にとっては好都合かもしれない。値段が安いため中国市場で商売にならなかったものが、インフレによる価格上昇でビジネスの対象になるかもしれないからだ。

特にサービス業は、生活の質の向上に伴い発展するだけに、チャンスは大きいと思う。今朝の日経の一面に、それに関連した記事があり、引っ越しや料理教室などの計画もあるとしている。国内市場が縮小している中で、飛躍のきっかけをつかむ企業が増えてくると思う。


しかし、サービス業の中でも、パチンコや競馬などは輸出できないだけに、じり貧になるのだろう。


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