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昨年アンコウの肝を乾煎りして味噌で味を調えたアンコウ鍋を食べた所、猛烈な吐き気と下痢に悩まされた事があり、しばらくアンコウから遠ざかっていたが、昨日久しぶりにアンコウ鍋に挑戦した。

今回は吐き気こそなかったものの、夜中に腹痛が起こり、前回と同じように下痢に悩まされる羽目になってしまった。そのお陰で、あきらめていた深夜の女子ジャンプと、スノーボードの中継を観る事が出来た。

ただし、時間帯が重なっていたため、リモコンを操作しながらのつまみ食いであり、さらに腹痛に悩まされての“緊急出動”もあり、断片的な視聴になってしまい、じっくり堪能することはできなかった。

結果は明暗が分かれた。高梨は誰かの火事場のクソ力で金メダルは逃しても、このところの安定感から表彰台は間違いないと思っていたが、プレッシャーからか、今季最悪の結果が本番で起きてしまった。去年も、肝心の世界選手権では2位に終わり、悲運の選手とならないか、今後が気になるところだ。

スノーボードは、怖いもの知らずの中学生と高校生が、一度のミスは咎めないという競技の精神そのままに、のびのびした演技が好結果に結び付いたように思う。

どちらの競技も出場した選手は10代の選手ばかりで、平野は次の五輪でもまだ19歳であり、高梨でも21歳と成人式を終えたばかりで、今後にも期待が持てそうだが、微妙な感じもある。

スノーボードも、ジャンプも運動能力が必要なのだが、筋力だけでなく「バランス感覚」も重要なファクターを占める競技だと思う。身体が成長して“大人の身体”になった時に、微妙なバランスの崩れが影響を与えるかもしれないと思うからだ。フィギュアの浅田が苦戦しているのも、10代にはピョコピョコ飛べたジャンプが、魅力的な女性に成長したため思うように行かなくなったためだろう。

魅力的な女性になったための代償を支払う時が高梨にも訪れるかもしれないし、スノーボードの2人もおっさんになる試練が待ち受けていると思う。

これでメダルの期待が持てるのは、フィギュア男子の羽生だけだと思う(ジャンプの団体や、複合でチャンスは少しあるかもしれないが)。この羽生も19歳である。

メダリストは全て10代というのも、これはこれでよいことかもしれないが。

この時間になってようやく下痢は治まったのだが、今日は一日おかゆだけの生活になりそうだ。アンコウ・アレルギーというのがあるのだろうか。

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昨日は気温がそれほど上がらなかったが、陽射しが強くベランダの行きは半分以下になり、室外機の上に積もっていた45センチの雪は、機械の温度もあったのだろう、すっかり溶けてなくなってしまった。

夕方少し家の周りを歩いてみたが、これまでの積雪の時と比べて除雪が進み歩きやすく感じた。一軒一軒の家から“除雪隊”が出動し、自分の責任分を果たしたことの積み重ねだったのだろう。意識の変化なのだろうか、次の積雪の時が注目だ。

盛り上がりに欠けると思っていた都知事選挙は、投票率の低さもあって舛添の圧勝に終わった。一昨年の衆議院選挙以来、投票率の低さ=与党の圧勝というパターンが定着したようで、名護市長選挙のように投票率が上がると与党が苦戦するというのがこれからも続きそうだ。

投票率が低いため、共産党が強みを発揮し、風頼みの“殿さまブランド”は失速してしまった。元首相2人の連合軍は、脱原発を掲げて手を上げたまではよかったのだが、出馬表明時のモタツキのため、「この印籠が見えぬか」というような颯爽とした登場の仕方ではなく、ムードづくりができなかった事が敗因だろう。

今の選挙はイメージ作りが必要であり、参謀が烏合の衆であったためだと思う。もっとも、水戸の御隠居様は元気に全国を漫遊するのだろうが、細川の殿はテレビで見る限り“本物の御隠居様”のようで活気に乏しく映り、イメージ戦略を打ち立てることはできなかったのかもしれないが。



天気予報が見事に的中し、昨日の未明から今朝の未明まで24時間降り続き、これまで見たことのない大雪となった。雪が24時間降り続いたのは、東京に出てきて43年になるが初めての事だ。

ベランダには30㎝の積雪があり、エアコンの室外機の上には風で運ばれたものも加わり、45センチはありそうだ。道路の雪も今日一日で溶けてなくなるとは思えず、動き回るとロクなことがないので、もう一日“自宅待機”を続けなければならない。

自宅待機の友として、幸い昨日から五輪が始まったのだが、多くの競技は夜がメインとなり、時差5時間あるため、多くの競技は日付が変わる頃になるので友にはなりにくい。テレビ欄を見ると、ホッケーが夕方4時過ぎからあるようだが、その他は昨夜の録画放映が中心だ。

昨日の夕方は、数少ない日中の競技である新種目のスノーボードスロープスタイルを観戦した。Xゲーム系の競技は夜間に行われることが多いのだが、スロープスタイルを日中に行われた理由がよくわかった。

スロープスタイルはジャンプが見ものだが、青空を背景にジャンプする姿がとても美しく、競技を楽しむことができた。スポーツ観戦は、現場で空気を感じながら楽しむのが本道だと思うのだが、テレビカメラのアングルもよく、テレビでも楽しめる競技だと思う。冬季大会の種目はXゲームから派生したものが多いが、テレビ映りの良さというのがその大きな要因であるようだ。

もう一つ感じるのは、ハーフパイプもそうだが、試技を2回行い、いい方の得点を採用するという競技スタイルも特徴的である。良い方を採択するというのは、一度のミスは咎めることはなく、選手にチャレンジを促す極めてアメリカ的なルールなのだと思う。ミスを咎める日本では絶対に発生しない競技だろう。

惜しむらくは、審判の採点が「減点法」になっていることである。100点満点からミスを減点していく採点方法になっているが、最近の「採点競技」の潮流は「加点法」になっている。

体操やフィギュアスケートは、減点法から加点法に替わったことによって、競技がかなり進歩したように見受けられる。青天井の採点方法により、得点の世界最高や自己記録の更新という言葉を耳にするようになった。チャレンジしなければ、得点を伸ばせないことにより、技術の向上が図られたのではないだろうか。

スロープスタイルは歴史の新しい競技であり、独創性のある技が次々開発されているため、加点基準を作りにくいということもあるのだろうが、せっかく一度のミスを咎めないという「寛容な競技」になっているのに、採点が減点法というのは少し矛盾を感じてしまう。もう少し競技が成熟すれば、加点法への動きが出てくるのではないだろうか。

台湾坊主(南岸低気圧と最近呼ぶようだが、私にはこの呼び方の方がしっくりくる)の襲来で、今朝の未明から雪が降っており、窓から見ると道路には積雪はないが、屋根の上は真白である。

台湾坊主は発達しながら関東地方に接近し、本体が到着する夕方には「ドカ雪」が降るとのことで、今日は一日“自宅待機”となりそうだ。

これを見越して、昨日のうちに2日分の食料を確保してあり、家の中ですごすことになる。ふだんと同じ生活じゃないかという外野からのヤジが聞こえそうだが。

今テレビでは、ソチ五輪の開会式の録画が流れており、先週の入場が行われているのだが、日本選手団の入場は最後から2番目である。最後は開催国のロシアだから、日本は実質的には最後の入場となる。

ロシア語で日本の事はЯПОНと表記するが、Яの文字はロシア語のアルファベットで一番最後になるため、最後の登場になる。

大学時代に第二外国語としてロシア語を選択してしまった。語学の苦手なのに、アルファベットが31文字もある言葉を選んだため、通常2年で終えるべきところを2倍の4年もかかったため、4年での卒業がピンチになってしまった苦い思い出がある。

後から聞いた話だが、神様がアルファベットを配った時に、ロシア代表が落としてしまい、慌てて言葉を拾い集めたため、逆さになったもの(ЯはRの裏返し)、配列がばらばら(ロシア語のHは英語のNにあたるし、CはS、PはRとここで大混乱だ)、おまけに余計なものまで拾い集めたため31文字にもなってしまったとのことである。

日本が最後に登場したことで、学生時代の苦労を想い出してしまった。
昨日のブログで書いた、旧江戸川の水面に浮かぶ黒い鳥は「川鵜」、岸と水面を行ったり来たりしているカモメのような鳥は「ユリカモメ」であることが判明した。ユリカモメは万葉集や伊勢物語で登場する「都鳥」のことであるらしい。

昨日は勇をふるって御猟場に出かけ、野鳥の愛好家(?)らしき人と会話したことで、わかった事だ。私と同年輩の人で、富山から1年前に引っ越ししてきたのだが、「行徳界隈は散歩する所が多く、暇つぶしには最高の場所だ」という話である。

私とは真逆の意見だったので詳しく聞いて見ると、葛西臨海公園や、三番瀬、谷津干潟などの「渡り鳥の名所」の名前がポンポン飛び出してくる。いずれも往復20キロの行程であり、この人と同じような境地に達するには、健脚はもちろんのこと4時間から5時間の“暇”も持ち合わせる必要がある。

健脚は持ち合わせてはいないが、暇ならこの時期たっぷり保有している。葛西臨海公園は、オリンピックのカヌー競技が開催される予定だが、競技施設が渡り鳥の棲家を奪うことになるという反対意見が出ていることでもあり、来週にでも手始めに出かけようと思う。

オリンピックが始まったのだが、ソチとの時差は5時間であり、夜に行われる決勝競技はほとんど0時過ぎからになりそうだ。早朝なら何とかなるが連日真夜中の競技観戦は無理で、観るものを絞り込む必要がありそうだ。

これで2000回目になる。07年の2月17日に始めた日記が、7年も続くとは思っていなかった。脚力を鍛えてボケを防止し、3000回までは何とか続けたいものだ。2500回を来年末までに迎えられれば、2017年の秋には3000回に到達しそうだが。


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