社長のブログです
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家庭料理では専門店に遠く及ばない料理として、寿司(回転寿司ではだめだが)、天ぷらが代表的なもので、スーパーで出来合いのものを調達するしかないうなぎもその範疇にはいるだろう。それに加えて、とんかつやラーメンも私は入ると思う。
新宿に昼を挟んで出かける時は、必ず満来軒のラーメンを食べるし、武蔵小杉に出かけた時は必ず立ち寄るとんかつ屋がある。昨日は武蔵小杉に出かけたのでとんかつを食べる予定だったのだが、打ち合わせが長引き次の予定が詰まっていたので食べ損ねてしまった。 そのとんかつ屋は1000円を少し超え、ランチにしては少し贅沢だが、それだけの価値がある店である。とんかつで1000円以下のものは、家庭料理と変わらないので、わざわざ食べることはない。少し奮発しなければならないのだ。 ということで、頭の中はとんかつモードに入ってしまい、夕食として家の近くのとんかつ屋に立ち寄ることになってしまった。ここのヒレかつは1200円、上ヒレかつは1600円という私の基準に合う店である。 小上がりに3卓、テーブルが一つ、カウンターに8人と小ぶりな店であり、2~3度利用したことがある。この店の入り口は表の通りに面した入り口と。裏口の2か所ある。前から気になっていたことの一つに、裏口を利用する客の方が多いということである。 昨夜は正面のカウンターに座ったので、親父にそのことを聴いて見た。裏口は駐車場から来る客だそうで、平日は半分ほど、土日は9割が駐車場利用だそうである。住宅地の中にあって、自動車客が多いとんかつ屋にはめったにお目にかかれないと思う。 とんかつ屋に限らず、飲食店というのは前面の通行量が大きく影響すると思う。人通りの多い店の方が有利なのだが、この店は少しハンディがある。駅から200メートルほど離れて行徳バイパスを超えた所にあるのだが、駅までの間にはとんかつ屋の側の歩道にそっては焼き肉屋があるだけで、後は銀行や不動産屋など人通りを作るようなみせがないのである。 これは行徳バイパスを渡るのに歩道橋があるだけで、横断歩道は道路の反対側にしかないためである。そのため反対側の道路を利用する人が圧倒的に多く、人の流れに背を向けるような立地である。歩道橋が壁となって人の流れを変えてしまっているのである。 とんかつ屋の商圏など考えたこともなかったが、自宅から来るとすればせいぜい10分だろうと思う。半径1キロがせいぜいだが、自動車利用となるとぐんと広がり半径3~4キロになるだろう。 3キロだと9倍、4キロだと16倍にも商圏人口が増えるだろうから、少々高くても十分な顧客が獲得できるのである。後は味次第だ。 その味は、私には満足できるものであり、たまには利用しようという客が多いのだと思う。車を出してまでとんかつを食べに行くという“わざわざ”を誘発するのが商売の原点だということを教えてくれるとんかつ屋だ。 PR |
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