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昨日報道されたNHKによる世論調査によると、内閣支持率は16%と大きく低下し、民主党の政党支持率も13%にまで急落した。世論調査は国民のストレステストのようなものであろう。10%台の支持率は政権の“再稼働”は認められないレベルの数字であると思う。

ところで、このストレステストのことを「負荷検査」という言葉と、「耐性検査」という言葉を用いている報道機関がある。同じような意味だが、負荷は“かける”という言葉と合わせて用いられることが多く、耐性という言葉には“耐える”という受動的な感じがあり、言葉から受けるニュアンスは微妙に違うように思う。

世論調査によるストレステストは、後者の耐性検査の意味合いの方が濃いように思うのだが。

原発のストレステストについて、政府の“統一見解”が昨日発表された。停止中の原発に対するものと、稼働中あるいは再稼働させたものについてのものと2回に分けて実施するというものである。

おかしな話である。2回に分ける理由が良くわからない。ストレステストは、原発を安心して稼働させられるかどうかを判断するためのものであるはずで、2回に分ける必要はないというか、2回に分けるとおかしな話になると思う。

一次テストと二次テストに分けるのは、網の目を替えてふるいにかける時に用いられる手法であるが、原発をふるいにかけなければいけないのだろうか。もし一次テストが網の目の大きなものだとしたら、再稼働を受け容れる自治体はどこもないのではないだろうか。一次テストが網の目が細かいものなら、二次をやる理由がなく、矛盾だらけだ。

再稼働ありきの2段階方式であり、再稼働派と停止派の両者の折衷案的“統一見解”である。これでは再稼働を認めようとしていた玄海原発に待ったをかけてまでストレステストを実施することの意味がないと思う。この問題を政争の具にする“フラ菅”によって、統一見解の修正が行われるのではないだろうか。

いつまで国民は耐えられるのだろうか。
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