社長のブログです
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東電の対応の拙さは、“無計画停電”だけかと思っていたが、原発の事故対応にもあるようで、今朝はとうとう菅首相自ら東電に乗り込んで指揮をとるようになった。計画停電にも政府が関与してほしいものだ。
その計画停電だが、今朝の“当番”は停電3組で、7時から栃木、群馬、埼玉、神奈川の“一部”で実施すると発表した。またもや間際になってからの発表である。 間際になってからでは、現場の対応に混乱を招くだけである。例えば、信号機が使えなくなるので、主要な交差点には警察官が張り付くことになるが、その体制を整える必要があり、臨機応変に対応するのは困難だろう。 発表されている計画では、明日の朝一の当番は4組、明後日は我が5組になるとのことである。公平になるように、クルクル回すのだろうが、この方法が良いのだろうか。 毎日変わることによって、シフトを変えなければいけない。毎日シャッターを閉める時間が異なるのである。しばらくこのような状況が続くなら、むしろ当番の時間を固定した方が、停電になる側の計画も立てやすいと思う。供給する東電の立場ではなく、需要側の立場に立ってはじめて「計画停電」と名乗ることができると思う。 昨夜実施した停電の地域に被災地域が含まれるという配慮のなさも非難されている。5組の中のほんの一部で実施したのだが、よりによって被災地を選んでしまったのだ。自己中心的で相手のことを考えない一連の対応を見ていると、これが東電の社風なのかもしれない。 被災地の支援を考えると、経済活動を優先して考える必要がある。そのためには人の活動が重要であり、これを阻害する鉄道への影響は絶対に避ける必要があると思う。 計画の立てられない「計画停電」ではなく、不要不急の「歌舞音曲禁止令」で対応するということも考えてよいのではないだろうか。停電にあった避難所での「隣の町のパチンコ屋のネオンが煌々と輝いているのは」という言葉が象徴しているように思うのだが。 原発の深刻さは一段階上がったようだ。 PR
無題
現場での作業員は命がけですから本当に大変だと思います。ただ確かに上層部は疑問が残りますね。
「後がない。覚悟を決めろ」と菅首相が乗り込んでましたが、われわれは東京電力以外選べないですよね。競合環境がない場合(かつての通信のN社、鉄道J社、そして航空J社など)の企業体質は同じなのかもしれません。
ゾロゾロ記者会見
記者会見を見ていての感想が一つ。
3~4人がゾロゾロ出ている時は、たいてい真ん中に座っている人は質問が出るとシドロモドロになっているように思います。 東電の記者会見はその典型で、企業風土をみる一つの指標ではないでしょうか。 今晩雨が降りそうなので、「黒い雨」にさらされないようお気をつけください。 |
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